「ぷくくんみってるー?」
その言葉を聞いた瞬間、ぷくくんは凍りついた。
また、その言葉か……
何度も聞いた。
何度も逃げた。
それでも、必ず最後には同じ言葉に辿り着く。
もう一度……やり直そう
ぷくくんは過去へ戻った。
今度こそ違う未来にするために。
魚男を避け、
あらゆる可能性を潰し、
完璧な世界線を作った。
これで大丈夫ぷく……
――そのはずだった。
ふと、背後から声がした。
「……ぷくくん」
振り返る。
そこには――魚男。
そして、あの笑顔。
「ぷくくんみってるー?」
…………
ぷくくんは絶望した。
また……魚男……
世界が暗転する。
そしてまた、最初に戻る。
「ぷくくんみってるー?」
……またその言葉か
何度やり直しても。
何度逃げても。
魚男は必ず現れる。
そして最後に、必ずこう言う。
「ぷくくんみってるー?」

何度やり直しても、魚男に彼女を寝取られるぷくのお話し。