前編からの続きです。よかったら前編からどうぞ~。
なんとかお城に着いたシンデレラ。
お城の大広間にシンデレラが現れると、そのあまりの美しさに、あたりはシーンと静まりました。
それに気づいた王子さまが、シンデレラの前に進み出ました。
「ぼくと、踊っていただけませんか?」
シンデレラは後ろの方でお母さん達が悔しがっているのが見えましたが、
「はい、よろこんで。」
楽しい時間はあっという間に過ぎて、ハッと気がつくと十二時前です。
シンデレラは魔女が言っていたことを思い出しました。
「わたしの魔法は十二時までしか続かないから、それを忘れないでね。」
「あっ、いけない。・・・おやすみなさい、王子さま」
シンデレラは走り去りました。
「待ってくれ!」
王子の呼びかけも振り切り、シンデレラはいなくなってしまいました。
王子はシンデレラの手がかりがないかと、探しましたが何もありません。
「いや、彼女とずっと踊っていた僕なら彼女にピッタリのクツを作れるはず。」
王子は家来たちの指揮をとり、立派なクツを作り上げました。
「完成だ。これにピッタリの女性こそ、舞踏会の女性に違いない。」
次の日から、お城の使いが国中を駆け回り、手がかり(?)のクツが足にぴったり合う女性を探しました。
お城の使いは、シンデレラの家にもやって来ました。
「このクツがピッタリの女性を王子が探しているのです。」
お姉さんたちはクツに足を入れましたが、どう頑張ってもクツには似合いません。
「残念ながら、この家には昨日の娘はいないようだな」
そう言って、お城の使いが帰ろうとした時、シンデレラが現れて言いました。
「わたしもはいてみて、いいでしょうか?」
「おお、ぴったりだ!さあ、王子のもとへ。」
どうやら、彼らの感覚はガラスのように壊れていたらしい・・・。
それでも、シンデレラは王子さまと結婚して、いつまでも幸せに暮らしましたとさ。
あとがき
お題ドレア第四弾は参加型のSP企画にして見ました。
お題ドレアシリーズしてから、参加してみたいと言ってくれる方がいたので、実現させてみた感じですね^^
今回、参加して頂いた方をちょこっと紹介。
お母さん : カイリさん(特殊メイク仕様ww)
魔女 : クロヅクメーズのあじさいさん
ネズミ・王子 : アルトさん
この3人の協力があってのシンデレラ編でした。
ありがとうございました。
お題ドレアを楽しんで頂けてたら幸いです。
あと、はじめは自分がシンデレラするつもり無かったんですよ。
ただ、皆さんに「いや、シンデレラはタカさんでしょww」と言われまして><
なかなか見苦しいものをお見せしましたorz
今後は通常のお題ドレアしつつ、たまーに参加型出来たらなと思っとります。
さー、のんびり3d待ちながら、次考えるかな。