タカの冒険日誌

はじめに

お題ドレア、第七弾～赤ずきん編～です。
あくまで、物語のキャラをイメージしたドレアをしてみようというものです。
ベースとなる物語に多少改変があるでしょうが、温かい目で見てやってくださいｗｗ




むかしむかし、あるところにとても可愛らしい女の子がいました。
ある時、その女の子のおばあさんが赤いビロードの布で、女の子のかぶるずきんを作ってくれました。
そのずきんが女の子にとても似合っていたので、みんなは女の子の事を『赤ずきん』と呼ぶ様になりました。

ある日の事、赤ずきんはおばあさんのお見舞いに行くことになりました。
途中きれいなお花が咲いているので、おばあさんに摘んでいくことにしました。


お花を摘んでおばあさんの家に向かっていると、猟師に会いました。











「あっちの森には悪いオオカミがいるから気をつけるんだよ。」

「ありがとう猟師さん。でもおばあさんのお見舞いに行かなくてはならないの。」
赤ずきんは猟師さんにお礼を言って、おばあさんの家に向かいました。


おばあさんの家に行ってみると入り口の戸が開いていたので、赤ずきんは不思議に思いました。
「どうしたんだろう？　おばあさんは、いつも戸を閉めておくのに」
赤ずきんが家の中へ入ると、いつもと違った、変な匂いがする様な気がしました。
部屋の奥のベッドには、おばあさんが寝ています。
























「こんにちは、おばあさん」
赤ずきんが大きな声で挨拶しましたが、何の返事もありません。

赤ずきんは思い切って、おばあさんに尋ねてみました。
「おばあさん、おばあさんの耳は、ずいぶんと大きいのね」

すると、おばあさんに化けたオオカミが言いました。
「そうとも、お前の言う事が、よく聞こえる様にね」

「それに目が大きくて、光っている。何だか怖いわ」
「怖がる事はないよ。可愛いお前を、よく見る為だから」

「それからその大きなお口。おばあさんのお口があんまり大きいので、びっくりしちゃったわ」
「そうとも。大きくなくては、お前を・・・」

「・・・お前を？」












一方その頃、猟師が赤ずきんのことを心配していました。






「赤ずきんはオオカミに会っていないだろうか。
　万が一にも赤ずきんなら大丈夫だとは思うが、逆にオオカミがどうなるかだな・・・。」






赤ずきんはというと
「おばあさんの大きな口で私をどうするの？」

オオカミは正体を現し、答えました。
「赤ずきんを食べてしまおうと思ったんだけどね・・・。
　でもどうやら人違いの様だから、帰ることにするよ。」

「あら、赤ずきんは私よ。
　でもオオカミさん、おばあさんを返してくれなきゃ、帰さないわ。」





















































その後、オオカミは可愛い女の子「赤ずきん」に徹底的に懲らしめられました。
赤ずきんは無事におばあさんも返してもらい、幸せに暮らしました。

一方オオカミは「こんなはずじゃなかった・・・」と、二度と悪いことはしなかったそうです。

めでたしめでたし。





あとがき
お題ドレア第７弾は赤ずきんでした。
この赤ずきん、精霊王上がもうピッタリすぎてｗｗ
装備見たらこれしかないって思い、やっちゃいました。

オオカミは今回レンタル衣装を使いましたが、別の機会にドレアでも作ってみたいなーと思ってます。
カッコいいオオカミとかやってみたいですしね。

さてお題ドレアも７つもすると段々メジャーな物語が減ってきますね。
今後は童話系以外もやってみよーかなと考え中です。
逆にいい物語を教えてほしいくらいですけどねｗｗ

あ、第六弾までもよかったら見ていって下さいね～♪