ドクターれっしーの診療所
はじまるよヽ(・∀・)ノ
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「あー、今日もぼろもうけしてしまった…
はい次のカモ…じゃない、次の方ーーーー」
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『待ちくたびれたぞ…』
「すみませんねー、行列のできる診療所なんで
今日はどうされましたかー」
『腹がいたい』
「ぽんぽんですか」
『ぽんぼんだ』
「それはいけない。どんな風に痛みますか
キリキリですか、ギュルギュルですか、グギュグバァですか」
『ムニュッ、ポッ、バァンッ!…だ』
「予想の斜め上だった
まぁ生き物のお腹は一つの宇宙…
そんなこともあるでしょう
それではこの極太の注射で…」
『断る』
「ふぁ」
『余にそのような針を突き刺すなど
もってのほかであろう…』
「いや、やんないと治んないですよ
チクってするだけですよ
1チクっでムニュッ、ポッ、バァンッ!から
解放されますよ、いまだけのお得なプラン!」
『断る』
「……」
『……』
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「おとなしくせいやぁぁぁぁぁ!!!」
『余の高貴なる身体に孔を穿とうなどと
叶わぬことと知れ!!』
「腹がわけわからん擬音だしてるくせに
高貴キャラ貫けると思うなぁぁ!!」
『いやなもんはやだねええええ!!』
「潔いくらいいきなりキャラ捨て去ったな!
びっくりしたわ!!」
『無難に胃薬あたりで済ませろポンコツ!』
「あー!ポンコツって言った!ポンコツって言ったな!!
針の太さ二倍にしてやる!!!!
そもそも胃からそんな異音が出るか!!」
『生き物のお腹は一つの宇宙…wwww』
「揚げ足とるなぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
『余のムニュッ高貴なるポッ絶技に沈め!
冥王バァンの大鎌!!』
「腹鳴ってんぞぉぉぉぉ!!!!!
冥王バァンて誰だ大魔王さまか!!」
『今のは釜ではない…鎌だ』
「見りゃ分かるわ!!」
『ムニュッ、ポッ、バァン(いい加減、薬を、よこせ)!!』
「ついに習得、腹話術ゥゥゥ!!!」
「もういい、一気におわっちまえ!!
ファイナルドクターアーツ!
《瞬・間・注・射~めった射しの舞い~》!!!」
『な、見えぬよけれぬ突き刺さるっ……!』
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「インジェクション…コンプリート…
お代は3607万ゴールドです…」
『た……か…い…ぐふ』ムニュッ、ポッ、バァン!
「あれ?」