第七話 家宝
ジャスティ☆ピンクの愛剣、邪守帝丸。
ジャスティ☆家に先祖代々伝わり、その正義の一振りは星々をも砕くと言われている。
今日は邪守帝丸がどのようにして誕生したのかそんな話をしようと思う。
、、、、
時を遡ること4000年前、神々が日本を支配していた時代である。
彼はジャスティ☆ノミコト。ジャスティ☆ピンクの祖先である。
ジャスティ☆ノミコトは大変な暴れん坊であり、町の人々に力比べを挑んでは
いつも困らせていました。
ジャスティ☆ノミコトの姉天照大御神(アマテラスオオミカミ)は
いつも頭を抱えていました。
いつものように町で力比べの相手を探していると一人の少女がないているのが見えました。
どうして泣いているのかと尋ねると、
ヤマタノオロチというバケモノが毎年町におりてきて若い女を差し出せと言うのです。
今年は自分の番で食べられてしまう。それが悲しくて泣いているのです。
ジャスティ☆ノミコトは少し考えてこう答えました。
わかった。お前さんが自分の嫁になるというんだったら
そのバケモノを退治してやろう。
しかし、ヤマタノオロチは不死身のバケモノ。
どんな武器でも命を奪うまではいかないのです。
若い子を嫁にもらいたいジャスティ☆ノミコトは早速準備にとりかかりました。
用意したのは大量のお酒と食べ物。
酒で酔っ払っている好きに斬りかかるのだ。
ヤマタノオロチは作戦通り大量のお酒のみ酔っ払って寝てしまいました。
この隙にジャスティ☆ノミコトはヤマタノオロチの身体を切り刻み尻尾を切り落としました。
すると尻尾の中から宝石のような美しい剣が出てきました。
この剣でヤマタノオロチの心臓を串刺しにするとおぞましい声をあげて
絶命しました。
ジャスティ☆ノミコトは無事に怪物を倒しこのときの剣はのちの邪守帝丸として
代々ジャスティ☆家に宝剣として大切にされました。
こうして現代まで伝わるジャスティ☆ピンクの愛剣、邪守帝丸生まれたのでした。めでたしめでたし。
めでたしめでし。