今日、いつものようにすらざぇもんを撫でようとフラワー6~7番地へと向かった。なぜなら、彼はいつもそこにいたからだ。
そこにいることを私は何度も叱ったのだが、彼はそこを動こうとしなかった。
そういいつつも、そんな彼を愛している自分がいて、今日も足どり軽く彼らのもとへ向かっていた。
...だが、今日、そこには誰も居なかった。すらざぇもんと、そしていつも彼と一緒にいる、お隣のギメラ君も。
その時、私の背中から冷たい風を感じた。
嫌な予感が私の身体を走った。
いつもは二人で きゃっきゃうふふ していたのに。
いつも撫でてるときも無視してギメラ君と戯れていたのに。
あのときの光景がよぎりつつも、私は急いでギメラ君のお家へ向かった。
...胸騒ぎが止むことは無かった。
頭にいかずちが落ちた衝撃だった。
彼は外出を禁じられていたのだ!!
恐らく彼のご主人のポンジさんも気付いていたのだろう。彼らの関係を。
だからこそ、ギメラ君を魔方陣で家の外に出さない措置を、やむを得ず行ったに違いない。
私は彼の行動を咎めるつもりはない。仕方なかったのだ。
そう思いつつ、私は帰宅した。彼を慰めてあげよう、そう思いながら。
だが、そこにすらざぇもんの姿は無かった。
私は再び不安に駆られた。
気がつくと、私は無心で駆けていた。
ぜぇぜぇ...はあはあ...。
ようやく見つけた。すらざぇもんだ。
彼は遠くから、無言でギメラ君の家を見つめていた。
慰めようと声をかけかけたけど、できなかった。私はただただ彼の背中を見つめる事しかできなかった。
彼は、ずっと、ずっと、ギメラ君の家を見ていた。ずっと、ずっと。
今日だけは、彼の小さな背中が、いつもよりも少しだけ、ほんの少しだけ、小さく見えた。
今まで暗黒の樹木やらうしのふんやらよこしてくれてたけど、
やっぱりお前は最高のパートナーだぜ!!すらざぇもん!!
ありがとう!!すらざぇもん!!
ありがとう!!マイベストパートナー!!
これからも図太く生きてゆこうじゃないか!!がっはっは!!
すらざぇもん!! Forever!!
P.S.今日はブラックパールをくれました。
黒...?とは思ったけれど、少しは前進かな。