僕は深刻な悩みを抱えていました。
『おぱんつ』って呼びたい……!
以前の日誌にも書いたのですが、僕はまものつかいでキメラをスカウトしたとき、最初に思い付いた名前が何故か『おぱんつ』でした。
しかしオンラインゲームでさすがにこんな下品な名前はまずいと考え、泣く泣く逆さに読んで『ツンパォ』と名付けたのです。
しかし、これにはある問題が……。
僕自身がこの『ツンパォ』という名前に愛着が湧かないのです。
愛着が湧かないので、自然とツンパォを連れ出す機会も減っていました。
このままではツンパォがあまりに可哀想だ……。
これはツンパォのためにも改名をするべきだろうか……。
『おぱんつ』に……。
しかし1度つけた名前を変えるのは僕のポリシーに反する……。
しかも『おぱんつ』に。
でもこのまま改名しないと、このキメラの出番が二度と来ることはなくなるだろう……。
それも可哀想……。
それによくよく考えたら、『おぱんつ』って名前も愛嬌があって可愛らしいんじゃないか?
思ったほど下品な名前でもないのでは?
……ここは僕が勇気を出して決断するしかない……!
僕はモンスター酒場に行き、決死の覚悟でスタッフに言い放ちました!
モイロン
「このキメラを……おぱんつにしたいですっ!!」
スタッフ
「(゜д゜)」
こうしてキメラの名前がおぱんつに変わりました。
すると、不思議と一気に愛着が湧きました(笑)
おぱんつと一緒に冒険したい!
でも本当に大丈夫かな、この名前。
もし苦情が来たり、誰にもホイミをかけてもらえなくなったりしたら、もとの名前に戻そう……。
とりあえず どうぐつかいで、おぱんつをさらけ出した状態で外に出てみました。
……あっ、もちろんキメラのことですよ。
このとき初めて知ったのですが、どうぐつかい専用技の『チューンナップ』って、まものつかいで仲間になるモンスターにも効果があるんですね。
おぱんつをチューニングしながら戦いました。
……あっ、もちろんキメラのことですよ。
その途中、フィールドでマップを眺めていると、突然知らない人から「いいね!」を頂きました。
すかさず「いいね!」を返そうとしたら、その人はそそくさと立ち去り、マップ移動してしまいました。
なんだったんだろう……
……!!
僕にはわかりましたよ……この「いいね!」に隠された真の意味が……
「キミのおぱんつ、すごくいいね!サイコー!ハイセンス!………あっ、もちろんキメラのことね!」
そう言いたかったわけですね!?
やった~!
僕のおぱんつが認められた!
よし、この名前でやっていこう!
キミは今日から僕のおぱんつだ!
みなさん、僕のおぱんつをもっと見てください!!
……あっ、もちろんキメラのことですよ。