ウォッカの冒険日誌

ルシェンダ様といろいろ話をした。

あの自称イケメン魚人が言ったこと。

王様とは
国とは

国民とは
貴族とは

人それぞれに立場があり
人それぞれに役割がある

国を維持するために必要なこと
国民を守るために必要なこと


信仰の対象として神様がいる
現実の象徴として国王がいる

不平不満を持つ者
欲に駆られるもの

貧困する者
裕福な者

平和とは尊いものだ
では何をして平和と言えるのか

人が一人一人幸せであること
喜び、悲しみ、怒り

未成熟な国であるが故に
問題を潰すことではなく
その問題がなぜ起こったのかを考え議論し
未来につなげる

今は不幸の時代というほかない
が、我々は我々の子孫の幸せのために
将来の子供たちが幸せであるように
問題に対して真摯に向き合わなければならない

では今が不幸でいいのか
この荒廃した、戦いに明け暮れれ中で
その不幸を希望に変えるのが我々の役目だ

もしその魚人のやろうとしていることで
不幸を希望に変えられることができるのならば
希望を持つ人がいるのならば
やればいい
が、喜びも生まれるが同時に
悲しみ、怒りを生むことを忘れてはいけない

ウォッカよ

革命はいつもインテリが始めるが夢みたいな目標をもってやるから
いつも過激なことしかやらない
しかし革命の後は気高い革命の心も官僚主義と大衆に飲み込まれる
からインテリはそれを嫌って世捨て人になる

という有名な言葉がある
世直しのことを考えるのならば他の方法を探すのだ

世直しは一人の力でできるものではないぞ