よし・・と。お水かけてー。
この薔薇の蕾が早く開かないかなぁ。
咲いたらウォッカさんに見てもらうんだ^^
ってかどんな色に咲くんだろう。
私のウォッカさんへの想いってどんなかなー。
早く帰ってこないかなぁ・・・。ウォッカさん。
ウォッカさんに会いたいなぁ・・・。
よっしゃ、洗濯でもするかぁー

机の上に置かれたノートが風で捲れ最後のページを開いた。
この薔薇はわたしの姉ちゃんへの気持ちで造られた。
この薔薇の言い伝えは沢山あるけれども
私は思う。
昔読んだ本に
「ララァ、僕たちはわかり合えるんだ」
ととあるニュータイプが同じニュータイプに言った言葉
でも裏を返せば
人はニュータイプに・・
あ、いやエスパーにでもならない限り
わかり合えないのではないだろうかと。
相手を知ろうとする気持ち
私を知ってほしい気持ち
それは自分自身の身勝手な思いであって
相手の気持ちがそこに入ることはない
どうやったら相手の気持ちがわかるのだろうか。
永遠わかるはずはない。だって私ではないのだから。
でもこの私の嘘ではないこの気持ちが薔薇になり
私の想い、私の願いが相手に届きやすいように形に
なるのだと。
死んだら薔薇になるのではなく
私の相手への気持ちが死なないように薔薇になるのだと。
相手への好意が種になり私の心で育てられるのだと。
もう会えないかもしれない姉ちゃんを絶対に忘れないために
わたしはこの薔薇を持って行こう。
カクテル編おしまい