憂鬱です。
今日の私の学園は裕子先生の授業から始まる。
宿題をしていません。
「ルシファー戦においてのトランぺッターの役割」
こういう時は旅人の扉に限ります。
とりあえずお姫様にあいさつをして飛び込む。
「じゅもんをにゅうりょくしてください。」
ふむ。 あぁ、この間のあれか。
そそくさと入力をし・・・。・・・し?
「じゅもんがちがいます」
え?
幾度かの挑戦ののち、あきらめました。・・・。初めからかよ!
偉そうなオッサンの話は飛ばして城下町もすっとばし
スライムをプチプチ。
レベル3になったのでちょっと奥まで遠征です。
おお、ドラキーか。ふむ。
!? !!!! 強えええ!
「おっかはしんでしまった」
目の前が真っ暗になり気が付くと偉そうなオッサンがいた。
「おお、おっかよ。しんでしまうとはなにごとだ」
うるせええ!
気を取り直してスライム「だけ」をたおす。
わーいレベル7だー。
と、ここで「時間よ!はやくやめなさい!」という言葉が脳に響く。
慌ててじゅもんをメモを取る。
屋上に戻った私は姫様に
「なぁ、あの呪文ていうの?ひらがなのやつ。どうにかなんない?」
姫様は頷くと
お腹のポッケから何かを取り出した。
「これこそが最新鋭の英知、どうぞこれをお使いください。」
その高さ7センチ幅12センチくらいのグレーのプラスティック製の箱。
脳に直接言葉が響く。
「なんと自動で呪文を記録できます!名付けてSFC版!」
次回予告「暗い!どうすんのこれ!ってかなんか画質キレイ!」