バージョンアップがされて、皆様DQライフを楽しんでいると思います。
バージョンアップ、その名も「王の持病」。
え?違う?「王の戴冠」?
そうでしたね。グランゼドーラ王が切れ痔とかバグド王がいぼ痔とかどうでもいい話ですね。
話が逸れましたが、私は相変わらずドレアを楽しんでいます。

今回のドレアはペルーの少数民族、ケチュア族が着る民族衣装です。
ケチュア族は、コロンビア、エクアドル、ペルー、ボリビア、チリなど中央アンデス地帯の高地に住む先住民です。「ケチュア」は耳にしたことがなくても、「インカ」ならきっと聞いたことがあると思います。ケチュア族は、インカ帝国を興したとされる民族の子孫です。

ケチュア族ほど、古い民族衣装を今も変わらず着続けている民族も少ないかもしれません。彼らは、その昔、繁栄したインカの時代に作り着ていた衣装を発展させ、今も作って着ています。
主に赤黒青茶色などをミックスしたカラフル色合わせで、女性はゆったりとギャザーの入ったスカートとその下にスパッツを履いています。トップスには、Tシャツなどではなく、意外にきっちりとした襟のあるジャケットを着こんでいることが多く、その上からケープのようなマントを羽織っていたりもします。
そして特徴的なのが帽子。その色や形はグループごとに異なりますが、山高帽のような形や貝殻のような形そして非常にカラフル、そんな変わった帽子が多く目をひきます。
私が使用したのは、月のローブ上と古代魔術の法衣下です。そして頭はベリルハットです。中々良い雰囲気が出たと思います。

先に書いたとおり、ケチュア族は世界的には少数民族に当たります(実数ではもう1千万人にも満たないとも言われています)。その中でも、現代に良くも悪くも毒されている部分が少ない民族です。インカ時代のままではないものの、その後のスペインの影響を受けて、独自のケチュア民俗文化を創り出した、そのままの状態で現代を迎えました。彼らが民族衣装を着続けるのは、機能的な理由だけでなく、文化を決して絶やさないという理由もあるのかもしれませんね。

いかがでしたか?
南米の民族衣装はヨーロッパなどと比べて馴染みが少ないと思います。それだけにドラクエ内での表現は難しいものでした。世界にはまだまだ多くの民族衣装があります。私がドレアとして作成したのは有名どころの一部でしかありません。
もっと作成したいという思いは常に持ち続けているので、さらなる挑戦をしたいと思います。
それでは次回のドレア日誌でお会いいたしましょう!(最後はドワ子バージョンの一枚です)