くるるの冒険日誌

【はじめに】
この日誌はDQXの世界観について、DQⅨとの繋がりに注目しつつ読み解いていく記事の第3弾です。

※注意※
DQⅨのストーリー・クエスト等のネタバレが多分に含まれます。 ●ナザム村
闇竜バルボロスの攻撃を受けた天の箱舟から落下した主人公は、ナザム村の少年ティルに介抱される。
ナザム村の人々はよそ者を異様に嫌っており、主人公に対して空を飛んでいた黒いドラゴン(バルボロス)との関係を疑う。両親を亡くし、おじである村長に引き取られて別の町からやってきていたティルだけは、そんな村人たちに憤慨。ティルによると、大昔に村の女性がそよ者を連れ込んだことで村が酷い目にあったという。
ティルは奪われた女神の果実を求め、闇竜の行方を追いたい主人公に、ドミールにいる「空の英雄グレイナル」に助力を求めることを提案し、村に伝わるドミールへの道を開く方法の伝承を伝える。だが、道を開くために必要な“封じられた光”がある魔獣の洞くつの入口の封印を解く術は忘れ去られていた。

その後、主人公は尋ね人を求め彷徨う女性の亡霊とまたも遭遇。「ラテーナ」と名乗った彼女にナザム村に残されていた星空の首飾りを届けると、彼女の過去の一部が判明。
彼女はかつてのナザム村の村長の娘で、ある日、傷つき行き倒れていた村の守護天使「エルギオス」を介抱した。その後「ガナン帝国」の軍隊が村にやって来て、器量が良いとしてラテーナを拉致しようとするが、それをエルギオスが雷撃で撃退。首飾りは彼から貰ったものだった。
ラテーナは、首飾りを渡したお礼として魔獣の洞くつの入口を開き、エルギオスを探すと言って去る。
主人公は洞くつで入手した光の矢を使い、竜の門と呼ばれる渓谷に光の橋をかける。そして、黒いドラゴンを追っていることが真実だと知った村人に見送られ、ドミールへ向かう。

●空の英雄
空の英雄グレイナルを崇める集落で、火山の山肌にあるドミールの里を訪ねた主人公。里長によると、闇竜バルボロスは300年前にグレイナルに倒されたはずだという。
ドミール火山の頂きに住むグレイナルに会いに行くと、彼は巨大な白竜であり、闇竜とそっくりな姿だが年老いて空を飛ぶ力を失っていた。グレイナルは主人公の匂いに反応し、何故か魔帝国ガナンの尖兵と誤認して襲ってくる。戦いの後に誤解はひとまず解けるが、闇竜の復活を信じてもらえず追い返されてしまう。里に戻るとガナン帝国の兵士たちが押しかけて来て、かつて帝国に逆らった里とグレイナルを滅ぼすと宣言。主人公が魔物であった帝国兵を退けると、ゲルニック将軍が現れ主人公を帝国の敵と見なすが、グレイナルとドミールとともに地上から消え失せると残して去る。

グレイナルは主人公を呼び戻し、自分の知る帝国兵たちは魔物ではなかったと語り、「ガナンの紋章」を譲る。300年前に帝国の将軍を倒して手に入れたものだという。
その後、空に闇竜バルボロスが現れドミールの里を襲い始める。するとグレイナルは、主人公に竜戦士の装具を授け自分の背に跨らせた。装具の魔力により空飛ぶ力を取り戻したグレイナルは、主人公を背に乗せバルボロスと戦うが、かつてより力を増していたバルボロスに敗北。グレイナルは主人公を振り落とし、バルボロスの闇の火球からドミールの里を庇って散る。 ●カデスの牢獄
主人公はサンディとはぐれてゲルニック将軍の部隊に捕まり、ガナン帝国領にある「カデスの牢獄」に投獄されてしまう。
主人公はそこで、囚人たちのまとめ役をしていた屈強な体格の男性「アギロ」と出会う。彼は主人公の素性を見抜いたかのような素振りを見せ、いずれ反乱を起こして脱獄する機会を伺っていると語る。
しかし翌日、囚人の1人が処刑されそうになると、耐えかねたアギロが反乱を決行。グレイナルに貰ったガナンの紋章の効果で監獄内にある結界を通過できる主人公は、アギロたちが帝国兵を抑えている間に結界の発生装置を破壊する。
その後主人公は、カデスの牢獄を取り仕切る「ゴレオン将軍」を撃破。アギロは取り上げられていた謎のホイッスルを取り戻す。
牢獄の地下では、天使界での事件後に人間界の調査に向かった天使たちが捕えられていた。魔物の帝国として蘇ったガナンの者たちには天使が見えており、奪った天使のチカラで闇竜バルボロスを操っているという。
その後、牢獄を脱出しようとする一同は闇竜バルボロスの襲撃を受ける。しかし、アギロが謎のホイッスルを吹き鳴らすと天の箱舟が現れ、バルボロスに突進して撃退してしまう。
主人公は、サンディの探す「テンチョー」かつ天の箱舟の運転士だと判明したアギロ、箱舟に乗っていたサンディ、救出した天使らとともに天使界へ戻る。

－【転】へ続く