ラグアス王子ご機嫌麗しゅう御座います。
親衛隊No.373 ユウダイに御座います。
先日、僕にとって第一子となる女の子が誕生ました。
暫く産休を頂戴したく、ご挨拶に馳せ参じました。
(もう生まれているので育休でしょうか?)
暫くすれば戻って来られると思うのですが、
何分、新生児のお世話など初めてのもので見立てが分かりませぬ。
チームリーダーには報告しましたが、
皆様にはご挨拶もせずに行く非礼をお許し下さい。
最後まで今まで通り接してもらいたかっ。。
ラグアス王子、聞いてます?
どこ見てるんですかさっきから。
今、岐路に立って振り返ると
このアストルティアは本当に楽しい世界でした。
ここでは僕は一匹の自由なケモノだった。
このケモノはルカニ好きのランプ錬金術師でもあったし、
コスプレ好きの魔法使いでもあった。
モーモンバザー•プクリポーテのサボりがちな店長でもあったし、
チーム•ルカリオンのちょっとおしゃべりなメンバーでもあった。
まさにロールプレイングという奴です。
どれひとつ取ったって
メインストーリーなんか目じゃありません。
今、僕はリアル世界で父親となりました。
言うなればこれもまたひとつのロールです。
ただし残念ながらゲームではない。
娘をこの胸に抱いて知る事。
命の歓びと責任に重さがあるのなら、
それはきっと3280gなのです。
これからは忙しくなるでしょう。
でも思うのです。
どんな中にあってもきっと僕は、
ふと閉じた瞳のその先にこのアストルティアを想い描く事を禁じ得な..!
ラグアス王子、今いい所なのでこっち向いて
聞いてもらえませんかね。
これまでの出来事が走馬灯の様にこの胸の内を駆け巡ります。
チームに入るよりも前、僕はソロプレイヤーでした。
アストルティアに誘ってくれたリアフレもすぐに去り、
一人になった僕の目から眺めるアストルティアは
とても殺伐としていて、
辞めようと思うまでにそう長くかかりませんでした。
アストルティアを去る前にと
道端で拾ったキラキラをモーモンバザーで投げ売りしていた時、
初めてお客さんからスライムチャイムに
メッセージをもらうになりました。
嬉しかった。
それから、僕は毎日の入荷マラソンが何よりも楽しくなりました。
そう、モーモンバザー「プクリ•ポーテ」は
実は奉仕の精神でも何でもなく、
店長の寂しさを紛らわす為だけに営業されていたのです。笑
ルカリオンの当時のチームリーダーさんに会ったのは
チームハウスの前です。
妙にフレンドリーな茶色いプクリポでした。
僕とはご近所さんで、プクリ•ポーテの事も知っていてくれました。
ウチに来ないか、そう言われた時のドキドキは今でも忘れません。
このチームリーダーはとても面白い方で本当に大好きでした。
最後には仲違いしてしまいましたが、
今でも変わらず好きです。
(変な意味じゃないですよ。笑)
あの、ラグアス王子こっち向いて下さい。
もしかして僕の事を嫌いですか。。?
チームに入ってから僕はちょっとうるさいくらいに
おしゃべりになりました。笑
チームメンバーと行くコインボスやチームクエストは
それまでソロプレイヤーだった僕にとってどれも新鮮でした。
リーダーがログインしている時はチームチャットも賑やかで楽しかった。
チームハウスの庭で朝が来るまで白チャットをしている事もあった。
とにかく楽しいチームだったのです。
ある時、揉め事でチームが解散しかかって、
リーダーがチームを去って、チームメンバーも何人も辞めて、
僕もチームを抜けてもうドラクエを辞めようと考えていました。
でもチームに残れと言ってくれる人がいて、とても嬉しかった。
その人には今でも感謝しています。
恩を返す事ができず申し訳ない。
チームの人数が減って暫く寂しい感じでしたが、
街行く人達に声を掛けてはチームに誘い
また少しづつ賑やかになって行きました。
現リーダーも僕が誘ったんですよ♪
そう、そしてラグアス王子、貴方の爆発的な魅力に気付いたのは
アストルティアナイト総選....!?
ラグアス王子まさか寝て。。。
長々と書き綴り過ぎて
今生の別れみたくなってしまいました。笑
また暫くしたら戻ってきます。
ピンチの時はお手紙を下さい。
すぐに貴方の下へ駆け付けます。
ラグアス王子、暫くおあずけ状態になってしまいますので
最後にその御顔をよく見せて下さいませんか。
名残惜しゅう御座います。
あぁ、どうしたのかな。
急に液晶画面の解像度が低下しちゃって。よく見えません。
このiPhoneはもう古いですから。。
ラグアス王子、御機嫌よう。
またいつか、このアストルティアで会いましょう。