ふと「ゲームを楽しんでないな」と思いました。
"楽しめてない"ではなく"楽しんでない"です。
前回書いた日誌↓
http://hiroba.dqx.jp/sc/diary/102766076371/view/5145146/
前回書いた日誌(たぶん見ると不快になる方もいると思います)では
ストーリーボスの難しさや辛さを書き殴ったものの、なにか引っかかる感覚がありました。
その答えをようやく自覚した気がします。
自分がゲームに対して極度に"受け身"になっていたということです。
社会人になり、ゲームを遊ぶ時間が明確に減り、仕事帰りに家でゲームを遊ぶわけですが、
疲れているのもあって、あまり我慢したり深く考えたりせずに遊べるゲームが欲しくなるのです。
自分の欲求を的確に満たしてくれる居心地のいいゲームを求めるあまり、多少自分に合わないゲームにも拒絶反応を示してしまいます。
私が最近FF14にはまっているのも、
・ストーリーの難易度は高くない
・強敵に挑むハードルも敗北時のペナルティも再戦へのスムーズさも軒並みストレスのかからない設計
と、自分の好みにがっちりはまっていると感じるのです。
ゲームプレイの姿勢をレストランの外食で例えて見ましょう。
スタンドアロンゲーム(DQ11のようなオンラインでないゲーム)は
レストランの席に着き、食べたいものを自分で注文して食事するものと思ってください。
出された料理がまずい(ゲームが面白くない)状態でも、おいしく食べる方法を考えたり、しょうがないと考えて食事を続けていったり、諦めて次の料理を頼んだりすることがほとんどです。
ではオンラインゲームはどうか。
席に付いた後、ドラゴンクエストXという名の"コース料理"を注文して食事するものと思ってもらうと若干分かりやすいかもしれません。
コース料理ですから最初に来たものを食べ終わっても"特に何も言わなくても"次の料理が用意されるわけです。
DQ10もクライアントや拡張パッケージを買った後、しばらくすると大型アップデートが来るわけです。
このとき、私は「自分で遊びたくてDQ10を選んでる」を「開発が自分たちのために用意したDQ10を遊んでいる」と錯覚してしまったのです。
自分の好みに合致しない形のアップデートがあると「開発は自分のようなプレイヤーに合わないコンテンツばかり作っている」という甚だしい勘違いをしていました。前回の日誌もそのような状態で書いたものです。
でもそれは大きな間違いであることは皆さんは分かると思います。
なぜなら「そのレストランに入ること」も「そのコース料理を注文すること」も全部自分自身で決めたことであって、開発・運営にさせられていることではないからです。
ゲームはあくまで趣味であり娯楽であって、生活ではありません。
自分で楽しもうという意思がないと興じることは出来ません。
仕事の疲れを言い訳として、自分から楽しんでいくという考えを放棄し、
あまつさえ開発のせいにするなどとんでもないことです。
(何も考えずにゲームを楽しむスタイルも否定はしません。)
自分の素直な気持ちだったとはいえ、真剣に楽しく遊んでいたDQ10プレイヤーやフレンドやチームメンバーに醜い文章を見せてしまったことは非常に申し訳ないと思います。
(前回の日誌は消そうかとも思いましたが、自戒の意味もこめて残してあります。)
目の前に開発が用意してくれたメインディッシュがあるのに食わず嫌いするのは非常にもったいないですね。
もう少し、積極的に自分のほうからDQ10を(重荷にならない程度に)楽しんで行こうと思います。
理屈っぽい上に面倒くさい性格かもしれませんが、
フレンドの方々、チームメンバーの方々、今後ともよろしくお願いします。
このアストルティアの世界が好きなのはプレイ開始当初から微塵も変わってないので、特に引退等も考えておりません。また課金幽霊状態になる可能性はありますが、楽しんでプレイしていきたいと思います。