またいつものなんだかよくわかんない独り言です。
リアルのクマさんは中島みゆきをよく聴く人なので、
フレさん向けへのかきおきにはそのときの気分にあった、
歌詞の断片をよく掲載してます。
最近載せたのは「樹高千丈 落葉帰根」という曲の歌詞でした。
このタイトルは中国の故事に由来します。
遠く大きく成長した大木、
枝は地面から遥か高くにまで伸び、
もうその幼少の頃の姿は誰も思い出せません。
その大木が枝先から葉を落とします。
その葉はゆっくりと地面にまで舞い降りてきます。
それを目には見えない地面の中、
遠くまで伸ばした根っこがふたたび受け止めます。
ひともいろんなことを求め、間違え、失い、得て、、、、
どんどん遠くに向かってゆきます。
それでも、心の拠り所、ふるさとみたいなものを、
どこかに残しているのではないかと思います。
> 私はどこまでゆけるでしょう 空まで昇ってゆくかしら
> それともつらい冬が来て 望み叶わずに散るかしら
何かを求めると何かを失ってしまうこともありましょう。
誰かのためと思えば、別の誰かが離れていくこともありましょう。
自分のやりたいことを極めようとして、気づけばひとりになっていることもありましょう。
> 樹高は千丈 遠ざかることだけ憧れた
> 落ち葉は遙か 人知れず消えてゆくかしら
それで終わり、ではないのです。
遠く離れて散った枝葉であっても、地面に落ちれば、
ちゃんと同じだけ遠くまで張り伸ばした根っこがそれを受け止めてくれます。
そうやって、木はまた大きくなる。
そんな意味の歌なのです。
何の話でしょうか? 人生?
ドラクエはゲームです。たかがゲーム。
でもキャラクターは人が動かしています。
ぼくはチームのリーダをさせてもらっています。
リーダの割りには自由にやらせてもらってます。
仲間と冒険するのも楽しいし、ひとりでじっくりやるのも楽しいです。
> 私は独りが嫌いです それより戦さが嫌いです
> それゆえ違う土地へゆき 懐しがろうと思います
でも、争いは嫌いです。
他人のひとみに、争いの火が灯るのを見るのが嫌いです。
自らの心に争いの種がくすぶるのを知るのが嫌いです。
> 樹高は千丈 遠ざかるしかない者もある
もともと、小さないさかいから始まった小さなチームです。
そこに寄り添ってくれたプレイヤーさんが、
ふと旅に疲れたとき(それはなにもドラクエの中だけには限りませんよ)に
立ち戻ってこれますように。
> いいえ どこでもない 枝よりもっと遙かまで
> 木の根はゆりかごを 差し伸べてきっと抱きとめる
さあ、みなさん、怖れずに旅に出ましょう。
ぼくはこのささやかなチームでお戻りをお待ちしております。