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ナイフの達人

クマトンベェ

[クマトンベェ]

キャラID
: FW129-860
種 族
: プクリポ
性 別
: 男
職 業
: 天地雷鳴士
レベル
: 129

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クマトンベェの冒険日誌

2014-11-08 21:39:11.0 2014-11-08 21:40:51.0テーマ:プレイヤーイベント感想

【日誌フェス】第1回DQX短歌コンテスト

 日誌が前後しちゃいましたが、タイトルのイベントに参加しておりました。

 Twitterでアストルティアを題材として短歌や俳句を読む、アストルティア短歌俳句川柳の輪の発起人であるどんぐりさんから、コンテストの審査員のご依頼を頂いたのでした。

 期間内に出された作品のうち1位を審査員賞、審査員全員の選んだ中から1つを最優秀賞として選出しました。
 ぼくが選んだ3首とその短評をこちらでご紹介したいと思います。

ーーー

■1位■
◎フロヲラ様
ドラクエを 今日も満喫 しましたと 話す、あなたの 枯れぬ花らに

★これ、「大切なあなた」はもう引退しちゃってるんですよね。枯れない花ってのはこの話してるプレイヤーさんが、残された住宅で花に水をやり続けてるわけです。文章には直接書かれてないその行為が、この作品のポイントです。すばらしい。ストレートな作品が多かった中、この作品は「書かれてないこと」によって、「大切なあなた」を表現しているところを評価して選びました。

■2位■
◎ろっきー様
「間違えた」 フレの申請 許可したら なんだかんだで 今や親友 

★アストルティアは出会いと別れの大地。そのひとつを丁寧に描き出しています。書かれていない「過去から現在への歴史」が見えるような気がするところが素敵ですし、読み手それぞれの「出会い」を呼び起こすような作品ですね。

■3位■
◎レチタ様
竜のりて 夜ごとの旅が よみがえる見おろす地図の そこにかしこに

☆ぼくはマップが好きです。マップというのは冒険の記憶の鍵です。普段は思い返しもしない記憶が、飛龍に乗ることでふたたび開くという体験を凝縮している作品だと思います。普段地上で見ている部分が空から見ることで繋がっていく、そもそも冒険ってそういうものかも知れません。

ーーー

 当日は全作品評には間に合わず、自分の名前のついた審査員評だけ突如参加した上に、総評を促されているときに洗濯物を干してしばらくスルーしていたというぐだぐだな展開で申し訳ありませんでしたが、この機会をいただきありがとうございました。楽しかったです。

 最後に総評をこちらに再掲しておきます。ちょっとわかりにくい箇所を微修正してありますが内容は同じです。

■総評■

 短歌も俳句も短い文芸ですから、「何を語っているか」だけじゃなくて「何を語っていないか」がとても大事なんです。

 みなさん作品を作るときに「こういうことを言いたいな」って思って書くと思います。ここで、考えて欲しいのは「言いたいな」ってことを31文字とか、17文字とかにする意味なんです。「好き好き大好き」を表現したい! って思ったとします。それがとにかく言いたいんだ!ってなら別に短歌にする必要なんか無いですよね。ただ「好き好き大好き」っていえばいいんですよ。じゃあ、なんで短歌にしなきゃ、なんで57577の定型詩でなければいけないんだろう? ってことを考えてみて作ることも大切だと思うのです。

 作品の中には、字足らずや字余りがけっこう多くみられました。これらについては、ルール上は厳密なものではないので作品として問題はありません。問題は無いのですが、「なぜ字余りなのか」が伝わってこない作品はそれだけで不利です。少なくともぼくは「言いたいことを素直に書いたら字余り/字足らずになっちゃった」に見える作品はどうしても選べないのです。もうひとつ、よくあるのがそのまま書くと文字数が合わないので、語尾に「ね」とか付けて文字数を合わせてる作品ですね。「タヌキのね」みたいなやつ。「たぬきの」だと4文字で据わりが悪いから「ね」で無理矢理5文字にしちゃってるわけです。これも文字数を合わせるためだけに「ね」をつけたよね? って見えるので、ちょっと評価が下がっちゃう。もちろん、「ね」という言葉で書くことに意味があるってことが作品から伝わってくるなら「ね」で5文字になっていても評価は下がりません。

 ということで、「何を言いたいのか」も大切にしたいですが、「どう言いたいのか」も大切にして欲しいな、と思うのです。そして「どう言いたいか」を57577という定型の中で、いかに「不自然な言葉遣いでなく入れられるか」というチャレンジをすると、自然と「何を言わないか」のチャレンジになります。31文字のしばりがあるからこそ「むしろ言わない方がいいこと」を意識することが出来るんじゃないでしょうか。

 このあたり意識をして作っていくと、もっと面白い作品がたくさん生まれると思います。今回せっかく参加して頂いたのですから、これからも定型詩にチャレンジしてほしいと思ってます。

 生意気なことを書いちゃいましたが、ぼく自身まだ修行の身です。楽しんで作っていきましょうね。
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