いやー、放置にもほどがあるでしょう。
必殺すら持ってなかったクマ僧侶ですが、このたびやっと重い腰を上げてクエストをクリアしてきました。
しかしこのクエスト、ちょっと感情の変化が急すぎないか。
はじめたばかりの方にはネタばらしになるかも知れないのでちょっと開けます。
サブとか育ててない方はこのクエは遠い記憶の彼方にある方も多いと思いますが、思い出して下さいね。
子供を救うためにある決断(アレを燃やす)を下したプレイヤーに、エルトナの僧正さんが詰め寄るシーンがあるのですが、最初は「罪人を捕らえよ」みたいなことをいってるのに、ちょっとひとこと言われただけであっというまに撤回するどころか、むしろ改心してしまいますよね。
これ、詰め寄る側はいちおうけっこう位の高い僧正さんなわけですから、ちょっと考えれば分かるだろうと思うわけです。いや、そこはせめてもうすこし葛藤を描いてくれても良いんじゃないですか。説得のシーンを増やすとか。
調合師みたいなひとも決断がなんか軽いし、ストーリーだけ見るとそれなりに深刻な話なのに、受ける印象としてはずいぶん深みが薄い気がします。
レンダーシアの物語がかなり良く出来ているので、旧大陸のストーリーがちょっと軽く見えてしまうんでしょうね、きっとほかのおはなしもそう見えるんだろうなあ。別にプレイヤーをあっちこっちに動かすことばかりが物語ではないはず。いまからでも旧大陸のストーリーのテキスト、ちょっと見直して欲しいなと思ったりします。ほんと、ちょっとのセリフや説明が加わるだけで違うと思うんですけどねー。
さて、クマ僧侶さんは必殺と証をとったものの開店休業状態なので僧侶で来てね、とか絶対に言わないように。棒立ち僧侶が皆さんにスリルしか与えませんから。