もしかしたら私は少し調子にのっていたのかもしれない。
もしかしたら私は少し見誤っていたのかもしれない。
ぱふぱふを極めるには、遊び人の道を極めるべし。
果てしないぱふぱふ坂を登り始めた私はそう悟り、遊びクラブの門戸を叩いた。そして、私は曇り空の魔物へのぱふぱふを通し、ぱふぱふの可能性を再確認した。
着実とぱふぱふ道を、遊びクラブの仲間と共に極める日々。しかし、そんなある日のこと。肝試しを通したぱふぱふの修練後のことだった。
私とルッチー師匠のもとに届いたのは、一つの知らせであった。
知らせを聞いた私たちは血相を変えた。
急ぎ現場へと向かった私たち。しかし時既に遅し、一つの事実を私たちは突きつけられた。
一人、また一人と離れていく仲間達の心。私はぱふぱふでもってそれを引き留めようとした。
――ぱふぱふなら。
――ぱふぱふなら変えられる…!
――ぱふぱふは世界を救うものなのだから…!
しかし、現実は非常であった。
ぱふぱふは
何一つ
誰一人
――救えなかった。
次回、最終回『ぱふぱふ』お楽しみに!