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むくろカサゴフィーバー

~くうはく~

[~くうはく~]

キャラID
: XX121-113
種 族
: エルフ
性 別
: 女
職 業
: まもの使い
レベル
: 133

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~くうはく~の冒険日誌

2022-08-01 19:42:46.0 2022-08-01 19:52:41.0テーマ:写真活動

盟友の固執

こんばんは!初めまして!空白です!

皆様、覚えていますでしょうか?

前回の日誌…。なんとなーくで書いた物語系のやつ
なんですけど…、思ったより好評でしてね??

続き書いちゃおうかな~…なんて|ω・)

早くしろって思われてそうなのでチャチャッと本編にいきます!

前回は主人公の幼馴染視点でしたが今回はタイトルでお察しの通り主人公視点です!

若干メタ要素があるかもしれないので苦手な方は
バックでお願いしますm(_ _)m

それではどうぞ!!! ___全ての始まりはここからだった。

普段扱うことの無い武器を手にし、魔物達がいる村の外へと向かった。

向かってくる敵たちを仲間と倒し目的地へと歩みを
進める。

これが例えばゲームの世界なら、私は主人公できっと伝説の勇者なのだろう。

そんな事を考えていると目的の場所に辿り着いた。

目の前に咲く綺麗な花に手を伸ばそうとしたその時…
明らかに今までとは雰囲気の違う魔物が現れた。

仲間と力をあわせ討伐した先に待っていたものは、
魔物に焼き払われ灰となった花だけだった。

まずい、まずいまずいまずいまずい!!

これじゃあ全てが水の泡じゃないか!一体何のために外に出た?何のために傷を負ってまで戦った?

呆然としている私に、仲間は急いで村に戻ろうと声をかけ手を引いた。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 手を引かれるがまま戻った村は出発前とはあまりにも違う光景が広がっていた。

村中に蔓延る魔物の軍勢、焼き払われた家、逃げ惑う人々。

「殺される」

本能でそう感じたと共に兄妹へと向けられた脅威。

助けようと手を伸ばしたはずが空をきり、兄妹の姿も見えなくなったことに戸惑っていると誰かが大声で
叫んだ。

その叫びが自分に迫る危機への警告だと気づく頃には既に遅かった。

崩れてきた建物の下、熱さと痛みで感覚が徐々に薄れていく、そんな中死にたくないという思いだけが強く残った。

目の前の恐怖で腰が抜けてしまっていた幼馴染に
最後の力を振り絞って手を伸ばす…。


が、虚しくもその手が掴まれることはなく村の
外の方へと駆けていく足音を聞きながら私の意識は遠のいていった…はずだった。
- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 
目が覚め、自分が選ばれし勇者なのだと確信するのに時間はかからなかった。

各地を旅し、復讐を果たし仲間たちと出会う。

あの日の感覚を取り戻しているようで、気分が
良かった。

しかし、そんな日々もグランゼドーラへと渡った頃、自分の考えが間違っていたのだと知った。 勇者と盟友、光と闇。

同位体であり対となるもの…。

初めてグランゼドーラ城に行った際、自分は勇者ではなく盟友なのだと知った。

勇者であり姫でもあるアンルシアは兵士や国民からも慕われている。

『これから先、全ての活躍はアンルシアの功績となり盟友はそれを支えるものとなる…。 どれだけ頑張ろうとも、誰も認めてなんかくれない。振り向いてはくれない。

向けられた賞賛の声はお前に対してじゃないんだよ。
全て、勇者姫アンルシアに対してだ。

見返りを無くして人は頑張れない。
なぁ?そうだろう?盟友…。』


「それでも、帰りを待っていてくれる人がいるのなら私は負けられない。

手を取ってくれる仲間がいるのなら…!!!」


『可哀想に、手に入らなかった物に縋っているのか?
それとも幼馴染のカレが、次こそは手を取って
くれるとでも?

…残念ながらお前が魔界に来てからアストルティアの兵士共はなんの策も立てていないさ。

連絡が途絶えようが盟友(お前)が生きていようと無かろうと彼奴らは関係ないんだ。

なんてったって勇者姫アンルシア様がいるからな』

そこからはただひたすらに地獄だった。

今まで巡った町や村の人々から罵詈雑言を浴びせられ思い出したくもない故郷を焼き払われる映像を
繰り返し見させられた。

気が狂いそうだった。

幻影だと分かってはいても何度も伸ばした手が
掴まれることはなく、だんだん彼の目も酷くこちらを疎ましく思っているもののように見えてくる。

いっそ、堕ちてしまおうか。

私が居なくてもきっと大丈夫。

アストルティアの希望は私ではなくアンルシアなのだから。 ああ、でも願うことなら

もっとキミと一緒にいたかったなぁ…

- - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 以上!主人公視点でした

拙い所もあるかもしれませんがここまで読んで下さりありがとうございました!

幼馴染視点は前回の日誌で是非!マタネ(・ω・)ノ
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