ひとつのシチュエーションに焦点を当てた、2時間限りの物語。
今はまだ無形の物語を形にするのは、あなたたち。
【概要】
シチュエーションTRPGは、単一の場所と設定を用いて行われるTRPGです。
「どこを探索するか」「どの技能を用いるか」ではなく、PC達の対話やシチュエーションに対する活躍に重点を置き、時にはPLの判断によりダイスの判定結果さえ覆せます。
その為、キャラクターごとのステータスや行為判定は、一般的なTRPGに比べ簡略化されています。
このTRPGに、明確な『成功』『失敗』は存在しません。
2時間の制限時間を過ごす間に、あなたのキャラクターが、そしてその時居合わせたプレイヤーたちが何を決断し、何を体験するか。
それがこのTRPGの全てであり、後に残る『物語』です。
【今回のシナリオ】
『Locked Loom』
冒険者であるあなたは、ふと気づくと迷宮の一室に閉じ込められていた……。
【キャラクター作成】
全員に共通する設定は「冒険者であること」のみです。
シナリオ中に使用するステータスとして、合計250の数値を
こうげき/ぼうぎょ/すばやさ/かしこさ/うんのよさ
へ自由に割り振ってください。
判定が必要な際には「しぐさ:ダイス」を使い、判定に使用するステータス以下の数値が出れば、行為は成功したとみなされます。
【宿命】
シナリオの中で、あなたのキャラクターが果たすべき目的です。
キャラクター作成後にランダムで決定され、誰にどの宿命が割り振られたかは(特別な指示がない限り)GMも把握しません。
【運命転換ポイント】
シチュエーションの中で、劇的な活躍、あるいは失敗を演出するポイントです。
ポイントの消費を宣言すれば、ダイス判定が必要な際でもそれを行う必要はなく、また仮にダイス判定の結果が確定していても、それを覆した演出をすることができます。
運命転換は自身のキャラクターが何かしら絡んでいるシーンにしか行えません。他者の行為には運命転換を行えず、同じシーンのキャラクターが相反する内容の運命転換を行おうとした場合は、どちらの効果も無効となります。
運命転換ポイントは全てのプレイヤーが3点ずつ持っています。
ここぞ、というシーンの演出にお使いください。
今回が初・テスト開催の為、進行その他に不手際が見られる場合があります。ご了承くださいませ。
また、今回は当記事内にて参加者の募集は行いません。
それでは、良き物語に巡り合えます事を。