名作オープンワールドRPGの「Horizon」の2作目にあたる「Forbidden West(禁断の西地)」をプレイ・クリアしました。
ハードはPS5です。(PS4版も有ります)
前作の「ゼロドーン(PS4)」も面白かったですが、今作は更にストーリーが解りやすくて夢中になれました。
前作は、実は途中でダレてやめてしまっていました。
しかし今回これをプレイするために再度駆け足でクリアして2を開始しました。
なぜ前作で挫折したのか判りました。
ストーリーが解りにくい、というより翻訳が下手くそ過ぎたのです。
いったい何の話をしてるの?となったり、そんな言い回し日本語ではしないでしょ!とツッコミたくなるような「直訳」だらけでした。
そのため、なかなかお話に入り込めませんでした。
でも今作は改善されていて不自然な言い回しもほぼ有りませんでした。
ゲームシステム的にも遊びやすくなっています。
難易度を「ストーリー」にすれば戦闘で死亡する事はまず無く、設定で更に簡単にもできます。
オープンワールドゲームでありがちな高所からの飛び降りによる転落死。
普段DQ10ではそれが無いだけに余計にストレスに感じますよね。
それを、無効にもできるのです。
照準を合わせる時は超スローモーションにできるので、撃つゲームに不慣れな人でも簡単にプレイできます。
ファストトラベル(ルーラ)をすると大抵は長いロード時間がかかりますが本作ではすぐ着きました。(PS5だからかも?)
メインストーリーを進めているとサブクエとか探索クエとかが次々と発生しますが、それらも全部やってしまいました。
前作の時やウィッチャー3の時はダルくてコンプリートする気が起きませんでしたが、今作のそれはボルダリングが楽しくて「どうやってあそこに辿り着く?」と考えるのが面白かった。
ゴーストオブ対馬に負けずとも劣らぬワクワク感。
基本的に攻略サイトも見る事なく全クリできました。
まあ一部どうしても解らなくてググって動画だけ数回カンニングしましたが。
一点だけ不満点を挙げると、コントローラーがバグる事。
下が水面の時に向こう岸にジャンプしようとすると、いきなり下に飛び込んでしまってその後は左右ともスティック操作がめちゃくちゃになってしまうのです。
そうなると一旦ゲームを終了して起動し直さなくてはなりません。
ちょくちょくオートセーブされているとはいえ、発生すると萎えるのであれだけは何とかしてほしいかな。
もしかしたらPS5自体の不具合の可能性も有りますが。
ご存知の通りPS5ではAボタン「○」がキャンセル、Bボタン「×」が決定となっています。
本体設定でこれを逆にする事はできるのですが、そうすると今度はゲーム内でもあべこべになるので更にカスタマイズしなければなりません。
それをしているせいかも?
ちなみに本体設定で「○」と「×」を逆にしても画面表示までは連動して変化してくれません。
なので他のハードでも遊ぶ様な私たちにとってはPS5はまだまだ不便極まりないハードであると言わざるを得ません。
あと「洋ゲー」ゆえに、終盤に昨今のLGBT問題対策のためと思われる、取って付けたような女性同士の夫婦やラスボスさえもそれ系だったりと変な設定があったのがやや興醒めしました。
そしてもちろんキャラの魅力という点に関しては全編を通してポリコレ案件全開です。
さて、ラスボスを倒したらジアクト念晶体みたいな新たな脅威が地球に迫っていると判明して更に続編がありそうな終わり方になったわけですが、
あのファーゼニスのおばさんは本当に死亡したのでしょうか?
破壊した機械の頭部の割れ目から覗くピクリともしない腕を見ただけで、きちんと死亡確認していないですよね?
あれ、「かまいたちの夜」の美樹本みたいなフラグなんじゃない?
と思いましたが、クリアされた諸兄の皆様はどうお感じになったでしょうか?