これからプレイしようと考えている方にとっては若干のネタバレ要素が有りますのでご注意下さい。
ストーリーはオンライン版のバージョン1のそれと基本的に同じでした。
グラフィックは、リメイクにしては建物やフィールドなどお世辞にも綺麗とは言えません。
まあでもそれはすぐに慣れます。
キャラも全員「ねんどろいど」みたいになっているのでオーガやウェディよりもプクドワを選ぶ方が違和感なく遊べると思います。
というのはムービーシーンだけはオンライン版と同じ物を使い回ししているからです。
そのムービーの画質ががががが。
2012年のWii版のをそのまま使っているためか、まるで480pの動画を1080pのモニターで拡大して観ている様なカクカクの汚い映像になっているのです。
あれはさすがに手直ししなきゃダメでしょうが!と思いました。
目玉はやはり、キャラにボイスが付いたところですね。
例えばドワでスタートすれば、ルナナからの「このアブラ粘土!」などの暴言の数々を迫力ある声で浴びる事になります(≧▽≦)
ナブレット団長の声が聞いたことのある人だな、でもまさかね。と思って調べたら本当にその人でした。何十年経っても全く衰えを感じさせないのでびっくりしました。
ダストンの声を初めて聞いたのはホワイトデーイベントの時でしたが、
あんなイケおじっぽい低音ボイスじゃないんだけどなぁ。
と当時は違和感を感じました。
本作ではしっかりと修正して「あぎゃぎゃ」なイメージ通りの声になっていました。
やっぱりきちんと台本を読んでどういうキャラなのかを把握した上で演じるのと、背景も知らずに単発で演じるのとでは全然違うんだなと感じました。
ポイックリンの人もすごく上手かった。
ご存知フルッカはマジで近藤春菜さんが演じていましたが、これがピタリとハマっていて驚きました。
DQ11sと同様で、そこいらのNPCキャラにも声が充てられています。
ただしイベントシーンのみで、普通に話しかけた場合は声無しです。
バージョン1のストーリーは各キーエンブレムのお話と冥王とが全く関係ないのが欠点だと前の日誌で書きましたが、
そこが見事に改善(加筆)されていました。
プスゴンにスイの塔の最上階で邪魔をする様に命じていたのはネルゲルその人でした。
プクランドを魔瘴で滅ぼそうとイッドに命じていたのもネルゲルでした。
システム上の一番の違いは仲間になるキャラですね。
各キーエンブレムのお話を進めると増えていきます。
なので例えば早くフウラと共に冒険したいと思えばアズランのお話から優先すれば良い。
逆にヒューザなんてイケ好かない野郎は控えに回したいと考えるなら、ジュレットのお話を後回しにすれば良い。
ところであの話の中で「巨猫の巣」って出てきますが、あれの読み方は「きょねこ」でした。
もちろん私も昔からそう読んでいましたが、ゲーム機内で変換しようとすると「きょびょう」でなきゃダメだったのでどっちなんだろう?と思っていたところでした。
過去編には仲間を連れて行くことはできません。
その代わりに、ヒメアちゃんたちが仲間になってくれます。
そのため、ガミルゴ様の娘のガルミィという新キャラが増えています。
他にも「あれ?こんなヤツ居たっけ?」と感じる知らないキャラが所々に追加されています。
オンラインではキーエンブレムを6つ集めれば残りは放置でも進めましたが、
オフライン版ではまずは5つ、そして一旦レイダメテス編を挟んでその後、10個全てを集めなければ冥王の心臓へは行けない様になっていました。
天魔クァバルナ。私はずっと「QA BA LU NA」と4音で発音していました。
しかし本作では「KU A BA LU NA」と5音で発音していたのには驚きました。
それなら「ァ」じゃなくて「ア」で良かったじゃん。
あの話でカルサドラ火山に魔瘴石を採りに行きますが、ルナナ様も戦闘メンバーに参加します。使う武器種はムチでした。
オーガを選んだ場合のランガーオ村の最初のボス「ジーガンフ」。
これのイントネーションがまさかの第一アクセントすなわち「リーゼント」と同じでした。
私はこれまで平坦読みすなわち「ヨーグルト」と同じイントネーションで読んでいました。
ただ、ガートラント編ではマリーン(中の人はオンライン版のバージョン5の時から既に参加している)が私と同じ読み方をしていました。
声優たちの中でも人によって発音が違うというのもリアリティがあって面白いね。
来春には、続きのレンダーシアのお話もリリースされる様です。