名探偵コナンの劇場版最新作の「黒鉄の魚影(サブマリン)」を観てきました。
以下、これから観に行く予定でネタバレ踏みたくない方は、そっ閉じ推奨です。
まあいつも通り面白かったです。
個人的にはそこまで傑作とも思わなかったですが。
前回か前々回に観たシンガポールが舞台の「紺青の拳」の方が脚本も映像の迫力も遥かに上でした。
今回の舞台は八丈島です。
そこに犯罪を取り締まる最新コンピュータシステムの施設が作られました。
その目玉は老若認証という物で、犯罪を犯してから10年・20年と経っていてもあるいはその逆でも、その人の未来or過去の顔をAIで作り出して全世界の防犯カメラから居場所を割り出すといったシロモノ。
はい。そんな物を使われるとマズい人が二人いますね。
コナンその人と灰原哀です。
黒の組織がこれを奪い取ろうとしてきます。
てか既にその八丈島のエンジニアスタッフの中にスパイが紛れ込んでいました。
灰原が元メンバーであるシェリーに相違ない。
そう確信した黒の組織は彼女を拉致します。
これを救い出すべくコナンが奮闘するわけですが、そのスパイはコナン=工藤新一という事まで知っていました。
これはマズい。絶体絶命です。(名探偵コナンという漫画的にも)
ただしそのスパイは黒の組織の幹部であるジンの事を嫌っていて、彼を蹴落とすための切り札とするためその事実をまだ上に伝えておりません。
なんと都合の良い人間関係でしょうかw
案の定、そのスパイは潜水艦の爆発に巻き込まれてこの世から消滅しました。
大まかな流れはこんな感じでしたが、阿笠博士の発明品が役立ったり、駄洒落クイズがあったり、おっちゃんが麻酔銃で眠らされて犯人が誰なのかを語るシーンなどはいつも通りです。
また、黒の組織っていかにも普段は狡賢くて恐ろしい脅威として描かれていますが、今回のお話を見ていて全く一枚岩じゃなくてそれぞれが信頼し合っておらず、幹部であるジンすらも間抜け以外の何者でもないと判ってしまった(描かれていた)のはちょっと残念かも。
その他、特別にこのシーンが感動して涙が出てきたとか、爆笑したとか、迫力が凄くて脳裏に焼き付いているとか、そんなシーンは無かったかな。
今回のが26作目で、次回の27作目はどうやら怪盗キッドと服部平次が登場するパターンの様です。