6.3をより楽しむために、おさらい考察日誌を書いてます。
この日誌はそのラスト、3つめの後半。
字数オーバーのため、2つに分けました。
この日誌でも、ver5.5ラストダンジョンで聞ける内容を元に書いていきます。
こちらは、主にフィールドからの情報です。
【ネタバレ】ありなので、閲覧ご注意ください。
では、早速スタート!
1つ前の日誌、滅星の深淵の前半では、
滅星の深淵という、ver5.5ラストダンジョンである宇宙船に配置された、
魔瘴を帯びた記憶の結晶の4つめまでの内容を紹介しました。
この日誌では、その後半。
5つめから、最後8つめまでの記憶のご紹介。
あの冷静だった賢者の長、メゼが闇落ちしていく様が述べられています。
つらいけど、スタート!!
⑤ 賢者メゼ
・・・昨夜、我、賢者メゼは、暗闇の底で女神ルティアナの神託を聞いた。
未知なる敵が放つ魔瘴の勢いはすさまじく、もはや完全に消し去ることはできない。
この世界は、闇に覆われつつあると・・・
我には、女神の心がわかった。
ゆえに、賢者の長として決断を下した。
女神よ。
どうか アストルティアが闇に閉ざされる前に、魔瘴に侵された地を世界から切り離してほしい。
世界が存続するには、それしか方法がない。
残された者たちのことは、このメゼが責務を持って見届けよう。
我の言葉を聞いた女神ルティアナは、長い沈黙の後、「承知」と言い残し・・・
それきり・・・声は途絶えた。
⑥ 賢者メゼ
取り残され、魔瘴に侵された者たちは、女神への怨恨と、アストルティアへの羨望を
ノドが裂けるほどに叫び続けている。
我らが万にひとつ、救われる道は絶たれた。
女神ルティアナは、我らを利用した挙句、不要になったから見捨てたのだと・・・
それは違う!
女神とて 世界を守るために仕方がなかったのだ・・・
そう説いても、聞く耳を持とうとしない。
世界を救う使命に燃えた賢者の中にさえ、女神を奉ずる心を失いかけている者がいる。
なんとおろかな・・・
・・・そこに思いがけず、肉塊と化した未知なる敵が、我らに語りかけてきた。
自らは闇の根源である。
その名を、異界滅神ジャゴヌバである・・・と。
⑦ 賢者メゼ
異界滅神ジャゴヌバは、我ら賢者にある取り引きを持ちかけてきた。
闇の眷属となり、賢者の叡智をもって、この不浄なる世界の統治を手伝うなら、
不滅の肉体を与えてやろう・・・と。
そのようなこと、とても承服できぬ。
・・・だが、このまま闇の中で息絶えたとて、それが何になろうか?
我は女神と約束したのだ。
取り残され、魔瘴に侵されし人々・・・
魔族たちの行く末を見届けることを。
・・・ならば、この取り引きを利用してやろう。
闇の根源と契約し、不滅の身体を得て、世界の敵にあらがい続けようではないか。
⑧ 賢者メゼ
・・・我らは闇の中、壊れ始めている。
人とは、かくも もろく弱いものなのか。
ガルドやザークは、人が変わったように異形を生み出す外法や、魔瘴魂の研究に熱を上げ、
女神への恨みごとをはき続ける。
あれほど思慮深かったスコルでさえ、女神を慕いながら、世界の滅びに加担している自己矛盾に精神を病み、ふさぎがちになった。
我は・・・不滅の肉体を得て、永久の時間を過ごす中で考えにふける。
人は生まれ、いずれ死ぬ。
ならば、世界もまた同じではないのか?
滅びとは、あらかじめ定められた運命だ。
たとえ世界を鉱物化から救ったとしても、異界滅神が生まれてしまったように。
どんなにもがき、生きてあがこうと、行きつく先は同じ、滅びの未来なのだ・・・
以上、長―い考察日誌におつきあいいただき、ありがとうです!!
でも、宇宙船や鉱物化など、6.3に関係ありそうですよね。
明日の夜までには、6.3アプデ情報日誌をアップ予定。
そして、月曜日は、心層の迷宮おさらい日誌をアップ予定です。
さあ、6.3までもうすぐ!
一緒に、6.3の世界を楽しみましょう。