※当日誌は読むと霊障と呼ばれる心霊現象が起こる可能性がございます。
霊感が強い方は読むのをお控えください。
また、下ネタに対して不快感・胸やけ・動悸を起こす恐れのある方は絶対に読まないで下さい。
いいですが、わしは警告しましたので、この先は完全なる自己責任でお願いいたします。
「憑いていたのは・・・」
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これはわしの応援するアーティストの親戚の隣人の同級生の息子さんのお友達が体験したかもしれないお話です。
りうた・・・いや、R君といたしましょう。
真夏のある日、R君はバイト先の先輩にこう言われました。
「今日、一緒に心霊スポットに行くぞ」
いつの時代も若者たちにとって心霊スポットは遊び場になるのです。
ただ、そこに面白半分で行ってはいけない、彼はその事にまだ気づいていませんでした。
その夜、先輩の運転する車で郊外の山にある廃墟へ行く事になりました。
真夜中の山は暗闇が包んでおり、車のライトがないと何も見えません。
あいにくライトを持ち合わせてなかった二人は、やむを得ず何もしないで帰る事にしました。
その帰りの途中、R君はあるものに襲われるのです。
そう、急な便意です!
R君「先輩、ちょっとトイレ行きたいっす」
先輩「しょうがないなぁ。ちょうどこの先にパーキングあるから寄るわ」
山道の途中にあるそのパーキングは、日中だとドライバーで賑わっているのですが夜中はさすがに誰もいません。
街灯に群がる蛾が不気味さを演出します。
急いで個室に入ると、すぐに用を済ませます。
しかし!そこには先客がいたのです。
R君「ぎゃぁぁぁぁぁ!」
思わず声が出てしまいました。
なんと足元に便所コオロギがいたのです。
急いで車に戻ります。
R君「先輩、トイレに虫がいましたぁ泣」
そんな会話に笑いながら二人は帰路についていきました。
もう少しで街というところでR君は自分自身の異変に気付きます。
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変だなぁ、変だなぁ。
R君は先ほどまでは感じなかった感覚に襲われます。
悪霊に取り憑かれて、背中がゾクゾクする。
そんな感覚ではないのです。
もっとこう表現が難しい、何かがムズムズすると言うのが正しいでしょうか。
ここで変な事を言って先輩を怖がらせても大変です。
彼は家までこの気持ち・・・いや感覚を我慢する事にしました。
そして無事に家まで帰ってこれました。
明日も朝からうどん屋でバイトをしなくてはなりません。
早いところシャワーでも浴びて寝ようとしました。
汗で湿っぽいシャツをズボンを、そしてパンツを脱いでいきます。
しかし!
そこで彼はこれまでの人生で一番の悲鳴を上げる事になります。
「うぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!憑いてるぅぅぅぅぅぅ!!!!」
真夜中の脱衣所に響きわたりました。
そうです。彼の脱いだパンツにはしっかりとウ〇コが憑いていたのです。
彼が感じた違和感・・・それはあのトイレで拭き忘れたものでした。
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皆さん、いかがでしたか。
遊び半分で心霊スポットへ行くと思いもよらぬ体験をするかもしれません。
その時は自己責任でお願いいたします。
わしは間違っても行きませんがね。
以上、本当になかったかゆい話でした。
最後に一言お伝えさせてください。
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