彼女はずっと月に住んでいる気がしていたっ
昼間はちゃんと地球にいるし笑って話して世界を拡張しつつ
火をつける事が出来る
しかし夜になるとすっと静かに浮かぶ
満ちているのに少し遠い。
それが彼女の偽らざる心証風景だった
子供の頃からそうだった
みんなと一緒に教室にいても
どこか透明な膜がある感じ。
[世界観が違うよねー]
そう言われる度に
誇らしさと寂しさが同じ重さで胸に落ちる。
それでも彼女は火を大事に持っていた
自分で灯せる火を
誰かの常識に潰されない火を、、、
だからだろうか大人になるにつれて
彼女はこう思うようになった。
ついてこれる人だけでいいっ
側に立てる強さがある人だけでいいと
ある日一人の人が彼女の火の側に立った
無理に奪わない
消そうともしない
ただただ暖かそうにニコニコと立っている
毎日少しずつ話して
毎日少しずつ相手を知り
自分を語った
素のままの自分で
人の思うらしさなど気にせず
ただ自分らしくあった
気付けば彼女は笑顔が増えた
月から地球に戻る回数も増え楽しく
過ごす事が増えた
でもある夜静かな不安がやってきた
--ほんとに私でいいの?私可愛いタイプと違うよ?
大きい声でも泣き崩れる訳でもないっ
ただ胸の奥に小さい石がコロンと転がっていた
失うのが怖い
全部見せたあとで離れられるのが怖い
それでも
その人を思い浮かべた時
胸に小さい火が灯る
理屈より先に体が知っていた
彼女は目を閉じて思う
もしほんとに愛してもらえてるなら
私はどうしたい?
答えはすぐでたっ
抱きしめたいっただ側にいたいと
保証があるからじゃない
確信が100%だからでもない
怖さを抱えたまま
それでも腕を伸ばしたい
その瞬間彼女は気付いた
月に住んでいる気がしていたけど
今私はちゃんと重力の中にいる
孤独を知っているから温度の価値が分かるのだと
彼女は愛されるかどうかを証明するかわりに
自分の中の暖かさを信じてみることに決めた
不安が消えた訳じゃない
でも火は消えない。
そしてその夜月はいつもより近く大きく見えた。

久しぶりにふと小説風なものを描きたいと急に思ってしまったので
今書いてしまいました。
しかし久しぶり過ぎて書き方が描き方が分からなかったので
一番身近で見ている自分を随所にちりばめて書いてしまいました(笑)
まぁ自己満の小説書いてるわぁと生温く見てやって下さい(笑)
そんな感じで今日も自分大好きな私の駄文を読んでくれてありがとーー♪
それじゃまたね♪だすびだーにゃ(ノ∀`*)