アンダーソンの冒険日誌

先日、こなしてもこなしても終わらない仕事を終わったということにして帰宅し、さぁさぁドラクエだと勢い勇んでログインしようとしたところ、強烈な違和感に襲われました。

酒場登録してある…。

いや、普段の私の行動を鑑みるに別段不思議な点は無かったはずなのですが、今日に限ってはとても異常。
何故なら、昨日ログアウトした記憶がないから。
ログアウトした記憶がないどころか、一体全体いつの間にドラクエをやめて寝てしまっていたのか、それすら分からなかった。
遠い昔に人生を見失った私にとって、昨日の記憶をなくす程度のことはどうということはないのかもしれないのだけれども、やっぱり自分の記憶にないことがドラクエで起きているってのは正直気持ちが悪い。
下手したらアカウントハックまであるで、これ。

震える指先でヌンチャクリモコンのＡボタンを押すと、そこにはいつもの見慣れたレンドアの港町の風景が広がっていた。

うん、何故ここにいるのかも分からない…。
とりあえず所持金や装備品を確認してみたが、特に目立った被害はないようだった。
よかった、アカウントハックはされていないぞ。

そんなことを考えながら、ふと気づいた。
そうだ、チームメンバーなら何か知っているかもしれない。
やおらチームチャットリストを開いてみると、そこにはいつもの見慣れたメンバーの顔触れが並んでいた。
うん、今日も黄昏の安らぎ亭は盛況だ。

そんな喜びもつかの間、ログインのあいさつを終えた私は直ぐにメンバーに確認を取ってみた。





昨日の俺って、どうやって落ちたの？




そう確認すればよかった。
よかったにも関わらず、質問を間違えてしまった。
ログイン直後から顔アイコンの横で点滅している離席マークが気になって気になって仕方がなかった俺は、ついつい質問を間違えてしまった。














ねぇねぇ。
俺のこの椅子マーク、なんで付いてるのかな？















誰かが言った。

「離席率、割と高めですよね」
「インした瞬間から付いてたからいないのかと思ったらいたのね」
「おやすみ、って意味じゃないですか」←これ
















「お休み、って意味じゃないですか」

























この一言を皮切りに、騒がしくなるチームチャット。



「そうだｗ」
「もう寝たほうがいいよ」
「おやすみ、またね～ｗ」
「おつかれ～」
「おつかれさまでした＾＾」
「お疲れ様」
「おやすみｗ」



























流れに釣られた私は言ってしまった。



「お疲れチャン！」





























そして私は静かにログアウトした。
ログインしてから、わずか３分の出来事であった。
ドラクエを初めて１年以上経過するが、まさかの最速ログアウトである。



真っ黒になったテレビモニターを見つめ、ひとり私は泣いた。










































こんばんみ！
ダッソンことアンダーソンです！

仲間って素晴らしいですね。
とりわけチームメンバーってホントに素晴らしい。
いつかギャフンって言わせてやる…！！



で、その後リッキー・てつさん・フレイアちゃんとコロシアム行って、なぽやん・レイちゃん・エドちゃん・ガリクソンのチームにギャフンと言わされた。
くそぅ。
チームアフロ、強かったぜ…！