晩飯食ってたんだ。
スーパーで買った安い刺身をつまみに、季節の炊き込みご飯に舌鼓を打っていたんだ。
のはずだったんだけど、ガリクソンから緊急招集の狼煙が上がり、お呼びとあらば即参上とばかりにアストルティアにインしたところ、私を待っていたのはとんでもないサプライズだった。
どうやら今日からレンタル衣装にウエディングドレスとホワイトタキシードが追加されたようで、チームメンバーのち~ながぜひ見てほしいとのこと。
まさかそれだけで俺は呼ばれたのか…?
そう思うも、せっかくのお招きなのでこちらも正装してち~なの家に向かうと、そこは結婚式の会場だった。
言っている意味が分からないとは思う。
大丈夫、私はもっと解らないから。
すごく素敵な感じに配置された庭具の数々。
そして、待ってましたと言わんばかりに集まるチームメンバー。
なんだ、これは?
なんなんだ一体?
状況が把握出来ずにいた私ではあったものの、自分に出来ることを精一杯考えた結果、とりあえずち~なを口説くことにした。
結果、めでたく挙式を迎えることとなりました。
僕たち、今日から幸せになります!
まだまだ未熟者で何かと至らない二人ではありますが、皆様今後ともご指導ご鞭撻のほど宜しくお願い致します!!
きっと色々と考えて、たくさん時間を使ってやってくれたんだろうなぁ、ってのが凄く伝わってきた。
普段は落ちるはずの時間を過ぎてでも待っててくれたし。
サブキャラの家の看板を使ってメッセージまで用意してくれてたのなんて、思わず泣きそうになった。
メンバーのみんなも金策やらレベル上げに忙しいのに、わざわざ付き合ってくれたわけで。
なんというか、こんな素晴らしいメンバーに恵まれた私は本当に幸せですわ。
チームを作って良かったって心底思えたし、こんな大馬鹿野郎共がメンバーで本当に良かった。
こんなことされちゃったら、嫌でも頑張るしかないよね。
嫌じゃないけどw
やはり「チームはメンバーありき」、この考えは間違ってなかった。
↑結婚初夜を迎えるにあたって、微妙に緊張しているのが見て取れる距離感。
ち「ねぇねぇ、アンダーさん?」
ア「馬鹿だなぁ、俺は今日からもう君の旦那だぜ?さん、なんて他人行儀な呼び方しなくていいよ」
ち「じゃ、じゃあ…。ア…、アンダー…(キャー!!恥ずかしいっ!!)」
ア「なんだい?」
ち「子供は何人ぐらい欲しい?」
ア「そうだなぁ、俺は幸せなら何人でもいいけどなぁ」
ち「わたしは3人は欲しいかな?」
ア「そうか、じゃあ頑張らないとな、俺!」
ち「もう!アンダーさんって直ぐそういうこと言う!」
ア「また『さん』って付けてるぜ?」
ち「あ!あたしったら、いっけな~い!テヘペロッ」
ア「あはは」
怒られると困るから、この辺でやめときます。
というわけで、みんな本当にありがとう!!