ア「ねぇ、盟友アンダーソン?」
ア「なんだい、勇者アンルシア?」
ア「私、気付いてしまったのだけれども」
ア「気付いたって…、何に?」
ア「←これよ」
ア「え?」
ア「←いや、だからこの名前よ」
ア「それがどうかしたの?『ア』ンルシアと『ア』ンダーソンだから何も間違っていないだろ?」
ア「わかりにくいわ」
ア「本当に面倒くさい女子だね、君は」
ア「ここを見てくれる極少数の奇特な方々に対する配慮よ」
ア「わかったよ、じゃあこうしよう」
アン「え」
アン「これでどうかな?」
アン「ねぇ、盟友アンダーソン?」
アン「何かな、勇者アンルシア?」
アン「私の話を聞いていたのかしら?」
アン「だからこうやって直したじゃないか」
アン「わかりにくいのよ!と言うか、全く同じじゃない!」
アン「勇者たるもの、常に平常心を保てなくてはまだまだ未熟…」
アン「そういう問題じゃないのよ!」
アン「もう一度三賢者に修行してもらったほうがいいんじゃない?」
アン「いいから直して!」
アン「はいはい…」
アン☆「…ねぇ」
アン「どしたん?」
アン☆「なんなの、この星は…?」
アン「いや、同じだって言うから差別化してあげたんだよ?」
アン☆「つのだ☆ひろや漫☆画太郎じゃないのよ!!」
アン「よく知ってるなぁ」
アン☆「ルシェンダ様に聞いたのよ!」
アン「(ルシェンダの婆さん、万能すぎんだろ…)」
アン☆「そんなことはどうでもいいのよ!そもそも、これだと1文字分ズレるから読みにくくなるじゃない!」
アン「さっきからメタ発言がすぎるよ、勇者アンルシア」
アン☆「あなたがいけないんでしょう!」
アン「あ~、もうホントにメンドくさいなぁ…w」
アン☆「実力で分からせたほうがいいかしら…?」
アン「取り敢えず、その会心錬金はやぶさの剣をしまおうか」
俺「これでいいだろ?」
ア「すっきりしたわね」
俺「でしょ?」
ア「どうして初めからこうしなかったの?」
俺「え」
ア「こんな簡単なこと、盟友であるあなたなら初めから分かっていたでしょうに」
俺「さすが勇者だね」
ア「そんな褒め方されても何も嬉しくないわ」
俺「だって初めからこうしたら1ネタ失うし」
ア「ネタってなんのことなの…?」
俺「まぁ、それよりなにより…」
ア「なにより…?」
俺「可愛い子にはイタズラしたくなるしね」
ア「や、やめてちょうだい…///」
俺「(恋愛耐性錬金でも付けれてたら面白いかもな)」
普段王家行く前に、真剣に真面目にこんなこと考えてます。
神ベルト下さい。