へやたんの冒険日誌

どうも、今日も木工の日誌です。
今回は再生木について、書いてみます。

鍛冶や裁縫の再生を経験している方は分かりやすいと思いますが、４の倍数のターンにもっとも削れている部分（ダメージ量ではなく割合）が１２～１６再生します。
再生木は嫌な数値（２とか５とか）をリセットできるので、☆３のハードルは低めです。つくるモノにもよりますが、☆３の作りやすさから言えば、再生木＞ノーマル＞変化木＞＞＞燃える木だと思ってます。　燃える木はレンジが広いので難しいですね・・

今回は８０装備の扇のハルジオン（再生木）を題材にしてみようと思います。

便宜上、各マス目に数字をつけます。
①　②
③　④
とします。
基準値は４マスすべて１７５で、初期状態で③は木目が縦、①②④は木目が横です。

【前半】
集中力を節約するために、「双竜・流星をできる限り多く使えるような彫り方をする」というのが前半の大きなポイントになるかと思います。
時計回りに９０度回転させて、双竜が一番効率のいい彫り方です。これをベースにして彫っていきます。
また、今回は再生木ですので、「どの部分が再生してくれたら嬉しいか」を考えます。
今回は双竜と流星を多く使いたいので、双竜下と流星上を当てられる④が再生してくれると嬉しいわけですね。
４の倍数のターンの時には、④が一番削れているように基本は双竜で彫りつつも、①④流星、③3倍彫りを交えながら進めていきます。

【中盤】
普通にいけば、②④あたりが基準値に近づいているはずです。
３，４、７、８、１０、１３など、いい残数が来るように調整し、
逆カンナや逆流星などで、高確率で誤差０を引ける勝負を仕掛けます。
勝負で負けて誤差１を引いてしまっても、
今回は再生ですので、基準値を５以上超過させ再生させることで、
また勝負することができます。
場合によりますが、昇竜上、流星上、大河右を当てたりして削りすぎの状態にし、
そこから再生させて、もう一度勝負をかけることが僕は多いです。
あとは残り集中力と全体の削り具合を見つつ、手詰まりにならないように効率よく基準値に近づけていきます。（この部分の詰め方が作り手によって一番差が出るところです）
また、表面固め・狙い彫りをなるべく使わないで詰めていくことが大事です。（これは４マス以上はどの商材でも言えることですが・・）

【終盤】
再生木で重要なことは、最後まで諦めないことです。
たとえば、運が悪く以下のようなケースになってしまうことも結構あると思います。

　１　１　　誤差３　残り集中力７
ー１　０　　　１６ターン目

この場合、どうします・・？
扇は大成功するためには誤差２までしか許されないので、このまま仕上げれば☆２です。
でも、このケース、☆３を作るチャンスがまだわずかに残されています。
僕なら左下の桝に昇竜上を当てて、再生でぴったりくるのを狙います。

昇竜上順目のダメージレンジが
１０、１１、１２、１３、１３、１４、１５なので、
－１の部分に当てると、
－１１、－１２、－１３、－１４、－１４、－１５、－１６のいずれかになります。
再生のダメージ回復レンジが
１２、１３、１４、１５、１６なので、
昇竜上で１０以外を引ければ、２０％の確率で再生で一発逆転大成功を狙えます。
なので、こんな悲惨な状況でも６/７×２０＝約１７％の確率で逆転できます。
ちなみに１の部分に普通彫りして再生を狙うよりも上記の方法が勝率が高いです。理由は割愛します。
次のターンが再生ターンであと１回しか彫れない！って時でも、諦めずに挑戦することが大事だと思います。

こんな感じで彫ってるわけですが、８割は安定して☆３出せてます。
もっと上手い人なら９割安定するんじゃないでしょうか？？
以上、今日は再生木について考察してみました。

まあ、売れないんですけどね、なかなか。。
ガチで数値系やるなら裁縫のがいいんじゃないかなって言う人が多いのも分かります。