匠の夜は遅い。
最近は一時過ぎのログインはもちろん、疲れ切って爆睡、ログインなしも。
そんな匠のもとへ、この日はある依頼がログイン直後に届けられた。
ユヤちゃん「この後のご予定は?忙しいですか?」
クロム「レベル上げとか?」
この日の匠は僧侶のレベル上げとチムクエに挑もうとしていた。ユヤちゃんからの依頼とは、報酬2000Gで写真部部室の1Fを改装してほしい、というもの。ハロウィン家具が置いてあるのでそれを使って季節感のあるホテルのロビーのような場所を作って欲しいとの事である。
家具の買い足し用に20,000Gも渡された。
自分の家にはやたらこだわってる匠だったが、ヒトの家の改装は初めて。
ハルさんの家を触手で包み込んだいたずらをしたくらいだ。
レベル上げの後、ハートのペンダントを狙って盗賊を続けていた匠だったが眠さが限界となった午前三時前、ついにユヤ邸へ。
ハウジングの匠らしい職人気質な装備で、ユヤ邸を見て回る匠。江頭ではない。
匠が買い足したものは、チョコヌーバ×2、チョコベッド×2の他、左右対称とするために1個しかなかった家具はもう1個購入した。
はるや君がこの改装の為にユヤちゃんにお金を渡し、ユヤちゃんが匠に仕事を依頼してそのお金を渡す。そのお金で匠がグレンバザーではるや君が売りに出したチョコヌーバを買ったため、はるや君にはるや君のお金が入った。あと要らなかったチョコヌーバも戻ってきた。2体。
これが経済の不思議…見ようによっては捨てても戻ってくる呪いの人形のようなヌーバだが、人為的な力で戻って来てるので呪いではない。
これが匠の業である。
匠は写真部部室のロビーという事で、楽しい集合写真を撮る事だけを考えて居住性は無視した。
まず職人設備は円を描くように向かい合わせで配置。同時に職人仕事をした場合、GLAYのPVみたいになりますね!!とオガ子のTERUが喜んでくれた。
次に家具は1か所にまとめ、
このように左右対称に配置。壮大なカボチャとお菓子のモニュメントが完成した。家具のあちこちにイスが隠されており、ソファにならんで3人座れたり、ひざまくらができたりする。また、イスは大勢でカボチャと記念写真が撮れるように配置されている。
なお、匠の最高傑作は写真中央に鎮座している「カボチャオガ子」である。
カボチャのイス+オーガ女ぬいぐるみだが、体がカボチャ、頭の後ろには帽子のようにカボチャのふた部分がついており、とてもカワイイww
他種族でもできるかとうちのエル子ぬいぐるみでやってみたら顔が半分埋まったのでオーガじゃないと無理かもしれない。
改装を終えたのは4時頃。
一仕事を終えた匠は満足げな顔をしていた…そして、我々取材班にこう語ってくれた。
「ねむい」