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妖精図書館の大盗賊

マリサ

[マリサ]

キャラID
: LF144-036
種 族
: 人間
性 別
: 女
職 業
: バトルマスター
レベル
: 133

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マリサの冒険日誌

2024-02-06 01:59:52.0 テーマ:その他

女王蜂

 最近、フレンドからドラクエ10にまつわる怖い話を聞かされた。それを聞いて、そういえば私もちょっと怖い体験したっけなと思い出したので、今回はそのお話。

ー岳都ガタラー

ドレミ『マリサには特別にドミってあだ名で呼んでいいよ』
マリ『ドミね、わかったぜ』

 数分前に出会った彼女とはすぐ打ち解けていた。ドミ(仮名)は人間子供の少女で可愛らしい見た目をしていた。数分会話をしていると

ドミ『私ね。心理学学んでたんだ。困ってる人助けたくてね。まぁ、結局そういう職にはつかなかったけど』

マリ『それはすごいな!なんか心理学のこと教えてくれよ~』

 好奇心でついつい聞いてしまう。

ドミ『ん~、あ、結婚してネガティブ×ポジティブな夫婦が長続きするって知ってた?』

マリ『どういうこと?』

ドミ『あのね、例で言うと自分がポジティブで、相手がネガティブな人だったらバランスが良くて、協力もし合える。だから長続きしやすいんだよ』

 その後も色々と話を聞いて、今度はドミのお家に行くことになった。

ーラッカラン住宅村ー

マリ『ラッカランに住んでんの!?』

ドミ『うん、前のフレンドが辞めるからって譲ってもらったの』

 ゆず...ん?ラッカランって土地売却出来たっけ?

ドミ『こっちこっち』

 と豪邸の中へ案内された。正直広すぎて私にとっては迷路みたいだ。そしてたどり着いたのは一面真っ赤な部屋に布団が一枚のお部屋。

マリ『なんか、変わった部屋だな』

ドミ『まぁね』

 ドミは寝っ転がって、私は近くに座り込む。

ドミ『近くに私のフレンド住んでるんだ』

マリ『フレンドさんもお金持ちなんだな』

 私にも恵んでくれないかな?無理か

ドミ『私ね、その人に季節を売ってるの』

マリ『季節?』

ドミ『そう、季節。今度写真要求されることになってて』

 写真?季節の?今は夏だから、海とかの写真?いやでも、ネットのよく知らない人に写真をあげるというのも特定されたりする可能性もあるから怖いぞ?

マリ『写真は迂闊にあけだら身バレしたりするかもだぜ。マンホールとかで場所特定される時代なんだからな』

ドミ『な~んか、勘違いしてない?季節を売るってね…』

 私が思っていたよりも事態は深刻だった。

マリ『絶対やめた方がいい!!』

ドミ『ふふ、心配してくれてありがと。その人のお家、行こっか。誰もいないからさ』

ーエースの家ー

 ドミのフレンド、エースの家も豪邸だった。

ドミ『魅力的な人なの。私はあの人の虜ね』

マリ『ドミ、騙されてたりしてない..?』

 人の心理を理解してる人が魅力的だと思う人は一体どんな人なんだろう、と思ってると。

ドミ『マリサはそんな私のこと助けてくれる?』

マリ『助けるって・・・』

ドミ『うん、心がね。言うこと聞いてくれないの。』
 心理学学んでた人がそれを言うのか・・・?

マリ『ドミが困ってるなら、助けてあげたい』

ドミ『そう、ありがと。マリサは私を助けてくれるんだね』

 とは言ったものの、私は彼女の助けになれるのか?
 次の日

 夜遅く、今日もドミの豪邸にお邪魔している。あんな話を聞いてしまったらドミの隣で笑ってあげることも出来ない。でも、なんだろう、この気持ちは。

ドミ『ねぇねぇ、またエースのお家行こっか』

マリ『え・・・?』

ドミ『やっぱり、助けてくれない?』

マリ『いや、助けたいよ。私に出来ることなら』
 
 やけに強引な彼女についていくことにした。

______エースの家前_______

 やっぱりおかしい。

ドミ『・・・?入らないの?』

 エースの家の前で急に立ち止まった私に、ドミは不思議そうに聞いてきた。

マリ『やっぱり、やめておこうかな』

ドミ『そっか、じゃあ私の家また行く?』

 私の防衛本能が危険と言ってる

マリ『ううん、眠いからもう寝るよ。今日はありがとう^^』

もう夜中の1時半だ。帰る理由にはちゃんとなってるはず。



ドミ『あ 今 怖いって思ったでしょ』

マリ『え?』

 驚いた、としか言えない。普通に帰ることを伝えただけなはず。なのになんで、なんでドミは私が怖がってることが分かったんだ?

ドミ『いいね。危険を察知笑。バレちゃったか。そんな簡単にホイホイついてっちゃ悪い大人に騙されちゃうよ、マリサちゃん笑』

 ドミは逃げるようにログアウトしてしまった。

 あだ名で心を許させて、心配させる言動をしたのもこのため。彼女は女王蜂で、私を働きアリにするため。ラッカランのあの家も、エースから求められる性愛も、人の心を理解している彼女が誘導して手に入れたもの。そして今度は私が彼女に与える番。 
 もうここには来ちゃダメだ。
 
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