タイトル通りネタバレなのでクリアしてる方のみ閲覧ください。
ドラクエ10バージョン7.6の結末をプリキュアで喩えるとこうです。
プリキュアに憧れている少女が毎話毎話ストーカーのようにプリキュアが敵と戦ってる場面に自らついてきては「プリキュア頑張ってー!」と応援しだす。
敵が格好の的としてその少女に攻撃を放つがプリキュアが身を挺してその子を守る。
プリキュアに迷惑をかけているにもかかわらず「やっぱりプリキュアかっこいい〜」と顔をキラキラさせる。
戦いの後には毎回「助けてくれてありがと!」とお礼はするが毎話必ず現場に現れてはプリキュアの足を引っ張る。
少女視点での話も何度か放映され、少女がいかにしてプリキュアを追っているかが描かれる。
中盤で敵組織の女幹部がプリキュア化するといった展開の時にも「凄ーい!悪者だった人でもプリキュアになれるんだね!」と口を挟む。
終盤、敵組織のラスボスがあまりに強すぎてプリキュア達は必死で戦い強化フォームまで使って全身全霊で戦うが歯が立たず負けてしまい、プリキュアの力すらも敵に吸収されさらに強くさせてしまう。
スプラッシュスターの最後よろしくプリキュアの変身者達を残し、地球は滅亡する。
この時地球に住む人達はちゃんと恐怖に脅えながら消えていく。
しかしなぜか毎回プリキュアにくっついてきてたあの少女だけが無事。
変身者達は絶望し少女にも「ごめん、守れなかった」と涙を流す。
唐突に少女が「私は諦めない!私はプリキュアから立ち向かう勇気を学んだ!諦めない強い意志を貰った!」と体が光に包まれ、なんとプリキュア達を遥かに超える力を持つスーパー最強プリキュアに大変身。
妖精達は「こ、…これは伝説に聞く全てのプリキュア達の頂点に君臨する力…!?」みたいにめちゃくちゃ驚き歓喜する。
世界を滅ぼすほどの絶対的な強さだったラスボスとも互角にやりあい、「プリキュアのストーカーをしていた全49話の思い出」の力が全てを浄化する奇跡の一撃となってラスボスを倒す。
最後ラスボスは「ただでは消えぬぞ…!」と地球を含めた太陽系の星々を消滅させて息絶える。
酸素のない宇宙空間に放り出された変身者達を少女が特殊なバリアで保護し宇宙空間を浮遊する。
「どうしよう…全部無くなっちゃった…。私達が暮らしてた大切な世界が…」とまたも変身者達は涙を流す。
少女が「安心して、私に任せて!」と笑顔で言う。そして、少女の膨大な聖なる力で滅びた太陽系は再生され地球の人々も皆世界が滅び自分達も一度死んだことは全く覚えておらず変わらぬ日常がそこにはあった。
世界が一度滅んだ事実を知っているのは少女と元プリキュア達だけ。
当然、元プリキュア達は力を奪われたまま二度とプリキュアになれることはなく少女が唯一のスーパープリキュアとして世界を守っていける力を持ったまま。
「このためにあなたがいたのね」と元プリキュア達は少女に滅茶苦茶感謝し最後は少女の顔アップでエンディングへ。
振り返ってみれば、それまでのDVDパッケージにも意味ありげに毎回少女が描かれておりホームページの登場人物欄にもこの子だけ載っていた←この結末の伏線だった!
女児アニメのプリキュアで喩えてるので元プリキュアも生き残ってる喩えにしてますがドラクエ10は元プリキュアにあたる存在は死んで終わったに等しいわけでより酷いです。
これで「はい、ハッピーエンド!皆感動したでしょ?バージョン8もよろしくね!」されるのであれば私はもうドラクエ10を引退するかもしれません。
何の積み重ねもしていないキャラが最後にデウス・エクス・マキナ化して全ての手柄を掻っ攫い、本当に世界を救うために抗ってきた人物達は報われることなく消滅する。
キャラの好き嫌いではなく物語の構造として非常に疑問です。
それまで物語を動かし、苦難に立ち向かい読み手に感動を与えてきたキャラ達ではなく、ずっと傍観者だったキャラが最終的にストーリーを解決へ導くMVPとなる。
これをハッピーエンドと言えるんでしょうかね?