何やら某アフロさんが興味深い日誌書いてたので便乗。
あれはもう十年以上前。DSどころか初代GBAが任天堂・・・いや携帯ゲーム機業界の主力機だった時代。
小学生男子諸君の7割は愛読していたであろうコ○コ○コミックのゲームランキングコーナーで、あるゲームとそのゲームに登場するモンスターが紹介されていました。
そのゲームの名は「ドラゴンクエストモンスターズ キャラバンハート」。
馬車三つ+馬車を守るガードモンスター+馬車に乗る四人の様々な職業から生るキャラバンを組み、かの種泥棒ことキーファ(少年時代)がDQ2のさらに未来の世界で冒険する・・・というゲームです。
そしてそのゲーム欄で紹介されていたモンスターが、当時のキラーマシン系列最強にしてこのゲームの物質系最強モンスター。
「ドラゴンマシン」。
赤く染めあげられたボディ、きらめく黄色のモノアイ、雄々しい一対の翼、メカであることを示すドリルの尻尾と四本足。
純粋な少年だった俺の心は一瞬でこのモンスターの虜となり、気付けばキャラバンハート・・・いや、ドラゴンクエストの世界へと飛び込んでいました。
正直言って、小学生には少々敷居が高いゲームでした。
敵は強い、システムは複雑で少し不親切、フィールドがとにかく広い(当時感覚)。
クリアにどれだけかかったか覚えていません。でも本当に楽しかった。冒険とは何なのか教えられた気がします。あとメタルスライムを狩ることの難しさも。
そして買ってしばらくしてから、対戦やクリア後の要素を網羅した攻略本が発売されました。少し熱が冷めたころ、偶然本屋でその本を見つけた俺。そのカバーに描かれていたモンスターもまた、ゼロ少年の心をわしづかみにしました。
そのモンスターとは、マスタードラゴン。
???系に当たるエレメント系最強、つまりこのゲームの転身(他DQMで言う配合)の頂点に君臨する竜神。当時は天空シリーズのこの人の残念ぶりなんて知らなかったですし、何よりも公式イラストがめちゃくちゃかっこよかった。「ドラゴン」を具現化したような神々しい姿が、最ッ高にドストライクでした。ヘタレだのなんだの言われていてもマスタードラゴンが好きなのは、これがとても大きいです。
迷うことなくその攻略本を買い、またキャラバンハートにハマりました。
マスタードラゴンの転身はこの上なく難しかったですし、それに伴ってパーティも強化しなければたどり着けない。かなり時間かかったと思います。
でも成し遂げました。嬉しかったのを覚えてます。ついでにラスボスと竜王も作り、骨の髄までキャラバンハートを遊びました。
そしてドラクエに触れた俺は、DQMジョーカー、DQ4、DQ5、DQ9、DQMジョーカー2、DQMジョーカー2プロフェッショナル・・・と遊び、今こうしてアストルティアの大地に立っているのです。
キャラバンハートの開発スタッフと鳥山先生、すぎやまこういち先生、堀井雄二先生、そしてあの○ロ○ロコミックの記事を書いたライターさんには心から感謝しています。
ありがとう、と。
P.S.
ジョーカー4でもジョーカー3プロフェッショナルでもいいんで次回作にはドラゴンマシンとマスタードラゴン出してください。