イリアがアズランの住宅村に家を建てたのでやって来た。
川のせせらぎに癒される、のどかな農村地区だ。
ふぅ~ん。なかなか住みやすそうなとこじゃん♪
「ラーーーーーーン!」
出迎えてくれたイリアにうながされて、家の中へ。
新築のにおいがする家は、まだ家具がほとんどなくてガランとしていた。
とりあえず、床に布をひいて座る。
カムシカせんべえを食べながら、インテリアについておしゃべり♪
「でさー、やっぱりオシャレな家に住みたいのよ。」
「うんうん。」
「でも、インテリアとか考えるのメンドクサイのよ。」
「う・・・うん。」
「私、ランと違って、修行とか熱心じゃん?」
「うんう・・・うん?」
「ラン、いつも雑貨屋とか寄ってるし、インテリアとか考えるの好きでしょ。」
「うん!」
「なので、ランにインテリアをたのみたいのよ。」
「・・・・・。」
「軍資金出すからさぁ。」
「まかしてっ!(GvG)」
翌日、イリアから2万ゴールド送金されていた。
くぅ~~っ。金持ってんなぁ。
ずしりと重い麻袋を片手に、アタシは家具屋巡りを始めた♪