「で・・ゴハンもおいしかったんですぅ♪」
タカさんに、ラピスさんちでのおもてなしの数々を話す。
気づいたら目的地近くまで来ていた。
洞窟の奥、ここでもエルフの女性冒険者さんが修行に精を出していた。
「応援しますか?w」
「では、ちょっくら。」
もうお決まりのようにタカさんが行きかけたとき、その人と目が合った。
「!!!ラピスさんっっ!?」
「え!?ま、マジ!?」
タカさんも驚く。
なんという偶然。
事情を説明し、その場で仲間に加わってもらう。
「さっきまでラピスさんのこと話してたんですよ~♪」
ステキな再開にウキウキしながら、タカさんを紹介する。
そして、この戦いが終わった後の打ち上げを誓った。
「ラピスさんっ!タカさんが混浴を狙ってますっ!」
「こ、こらっ!余計なことを言うでないっ!」
これから始まる強敵との戦い。
きっと、これまでに無いくらい過酷な戦いになるだろう。
気を抜くとのまれそうになる恐怖を、めいっぱいの笑いで吹き飛ばす。
タカさんが盾を、ラピスさんがスティックを、アタシは棍をにぎり直した!