「ここ、オレの弟分よしだクンの家♪」
「あ、あやしい実験してる・・・」
家の中では、ウェディ風のかまどに似たあやしい設備が、光の玉を生み出していた・・・・。
「そのうち、進化の秘宝とかできちゃったりして♪」
「!!」
実験室の片隅で、さらにどんちゃんやってると思い出したようにタカさんが言った。
「そうそう、こないだおもしろい家見つけちゃった。」
雪の中案内してくれる。
「!!!!!何ここ!スライム焼いてる!?」
ずらっと並んだ土作りのオーブンで、たくさんのスライムがパチパチと音を立てていた!
「この焼きスライムで、何を始めるんだろう・・・」
あらぬ想像が頭の中をかけめぐる。
「焼きかぼちゃしよ~~♪」
いい感じにお酒の入ったラピスさんが、パンプキンヘッドをかぶって火のついてないオーブンにもぐりこんだ。
「ら、ラピスさんっ!」
「はぁ~い♪」
オーブンからとんがり帽子のパンプキンが飛び出す♪
「あ、アタシもっっ」
なんだかめっちゃ楽しくなって、アタシもオーブンにもぐってみた。
「あ・・・あれ?」
「ラン・・・・頭つっかえてるぜw」