オーグリード大陸ランガーオ山地の北の果てに位置するランガーオ村。
着いた頃には日が暮れて、村の民家からはおいしそうな匂いが漂っていた。
「酒場ないんだな~。仕方ない、宿屋の食事でがまんするか。」
村をぶらついて、ランがつぶやいた。
民家をたずねて、宿屋の場所を訊いていると、オイラのおなかが大きな音を立てた。
ヤキトリ好きのおじいさんに笑われて、息子がまだ仕事で帰って来れないから、食っていけとのこと!
やったーーー!
焼きたてのヤキトリは甘辛いタレが本当においしくて、何本もいただいてしまった。
ひとんちで食いすぎだって言ってたランも、ちゃっかりお酒をごちそうになってる。(笑)
いい村だなぁ、ランガーオ村。
夜遅くに仕事から帰ってきた息子のベガザンさんも加わって、旅の話に花が咲いた。