かぐらざきの冒険日誌

風の中で いつかふたり
離れてゆく時がきても

悲しみより 近くにいた
優しい日々
抱きしめたい

せつなさが止まらない
どんなに息を止めても

言葉さえ 邪魔になる
あなたが
微笑みかけるすべて

遠い日に 聴いた唄
あなたが知っててくれた

ちっぽけな 出来事が
いつでも扉を
開けてしまう

泣きたいほど
気づいてしまった

夢の様に時は過ぎて
わたしたちを迷子にする

ふたりだけに
見えるものを

信じたくて
目を閉じた

肩越しに 輝いた
水平線を見た時

この腕の中にだけ
永遠があると信じていた
どんな時も
見つめていたくて

夢の様に時は過ぎて
わたしたちを大人にする

涙なんか
きれいじゃない
あなたを失うくらいなら

いつか海へ
たどり着きたい

この涙を返すため

風の中で いつかふたり
離れてゆく時がきても

悲しみより 近くにいた
やさしい日々
抱きしめたい

夢の様に時は過ぎて
わたしたちを迷子にする

ふたりだけに
見えるものを
守りたくて 瞳を閉じた

風の中で いつかふたり
離れゆく時がきても

悲しみより 近くにいた
やさしい日々
抱きしめたい