いっっくの冒険日誌

氷河…私はな…いや…もはや何もいうまい…











　わが師カミュよ。オレはあなたに礼を言わなくてはなりません！
しかし聖闘士として数々のことを教えられた礼は
とても言葉では言い尽くせません…
　だから言葉ではなく聖闘士としての行動で示し
たい！

　それはあなたから授かったもの全てをぶつけカミュあなたを倒すことだ！

　よかろう、ならば私も全てをもってお前に応え今度こそ確実に葬ってやろう！こい氷河！



この程度の凍気で私を倒せるか！
絶対零度とはなんだ！？答えろ氷河！

オーロラエクスキューション！
なに！？氷河お前、オーロラエクスキューションを
受けて…なぜ…







聖闘士ならば一度見た技は二度とは通用しない…
そうあなたに教えられたはず…



オーロラエクスキューション！
オーロラエクスキューション！









フッ…み…見事だ…氷河よ…
オーロラエクスキューションをその身に受けながら、見事自分の技にするとは…
ま…まさしくお前はこのカミュの全てを受け継いだ…
生と死の間において…その中から絶対零度を身に
つけた…
このカミュの小宇宙もはるかに越え…セブンセンシズに目覚めたのだ。
お前をこの先も生かしてやりたい…だがこのカミュ
にもどうすることもできないようだ…許せ氷河…






カ…カミュあなたは自分の命をかけて絶対零度まで
導いてくれたのですね…そしてそれ以上に…
一度戦いが始まったのなら…
男なら途中で節を曲げることなく最後まで自分の立場で戦うのだと…
クールに徹するのだと語りかけてくれた…
ああカミュ…

いつか…いつかまた二人で…東シベリアの
凍りついた氷原に帰りましょう…
ありがとう我が師カミュ…そしてさよなら…