ギンオオカミの冒険日誌

僕ではなく自身の身内に手を出されたからガチでキレたいという欲求もあるが、それ以上に僕はまずこの相談された件をもう一度冷静に振り返りつつもこんな事が起きていたのか…という話をお伝えしたい。

この話に関わることになったきっかけは自身が病で半年もの期間を休むことになった間も心配して色々と書いたりしてくれてたフレのオーガっ娘からの相談だった。

内容は"グレンの7サーバーでウェディ男にしつこく付きまとわれて怖い。"というもの。

最初はいくらなんでも気にしすぎではないかとも思わなくもなかったのだが、しかし長らく続いたりと色々と妙だった事もあり実際に相談に乗る以外にも出現したら見に行ったりした。

その中で見たその相手の行動は色々と奇怪であった。

バザーなど閲覧中で動けない状態のオーガ女子に正面から入り込み、キャラを密着させて止まるというアクションを続けていた。

正直この行動の意味に気づいたのは昨日だ。

たまたま思い至り、そのウェディ男のスクリーンショットを僕は見て驚愕の事実を思い知った。

アルバム内の画像はほぼ「オーガ女子との接吻」で占められており、場所はグレンとメギストリスが多かった。

しかもただ町中でと言うだけではない。

ほとんどが無許可で行った盗撮だと思われるものでその枚数の多さにさすがの僕も引いた。

相談してくれたフレの証言によれば、彼女の被害は離席中にしてるときに近付かれてオープンチャットで「ちゅ!」というキスの擬音の発言をされたり、街中で付きまとわれたり、あとは似た容姿のキャラを見るだけでも恐怖感を抱くようになってしまったりと精神的にも追い詰まっていた様だった。

その話の中で「この子(自キャラ)は私の分身でもあるのだから、汚すということは私(プレイヤー自身)を汚すことと同じです！」とフレの言葉を聞いてちゃんと本気で向き合って出来る限りの事をしっかりしなくてはならない。と僕は強く思った。

自身のキャラ２名にしてもリアルの自身と自身に誇りとはなん足るかをその在り方で教えてくれた奴を基に作っている節があるからプレイヤーとしての矜持以上に思うとこはあった。
 
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ここからは昨日の昼前の話になる。
男性心理としてわからなくもない部分もあったにはあったが僕はどちらかというと、相手にきちんと許可を取ってからやるべきだと思う。

人に迷惑をかけるな、と子供の頃しつこく親に叩き込まれた身としては人と関わる以上は最低限のマナーもあるはずだ。

念のためにMMOでのセクハラ問題の記事を調べてから相談者のフレと共にその当人に軽く接触してみた。

とは言え、自分自身の精神状態がギリギリなのは理解していた。

怒りのベクトルを感情ではなく、無理矢理制御して膨大なエネルギー源として加速する思考にそそぎ込んで極力穏やかに努める。

礼節は最低限守るべきだ、という自身のスタンスに基づき挨拶と皮肉にもいいね！から入り本題に入ろうとするも文章をタイプ中に逃げてルーラ。

その行き先はなんと同じグレン7の入口だった。

再度挨拶をし「お話を聞かせていただきたい」と言って頭の中で状況を整理しつつ、その相手に事実だとわかっていて証拠も掴んだ上で僕は話を合わせつつ核心に踏み込んだ。

理想は相手がしっかりと話せるタイプで自身のやっていることの意味を理解できること。

そのパターンならコレクション全部の削除と二度としないというのを誓わせた上で当人同士の話し合いにするつもりだった。

とは言え、正直まともに話せて反省させられるくらいなら手を出さん、というくらいのものは…事態も想定できていたがそれでもそのフレの子に手を出させなくすることが個人的な狙いではあった。

結果はまともに話せずに相手は茶化してばかりで終えたので話し合いでは済ませられないと判断し、"いやがらせ"のカテゴリーで事のあらましを書いてGMに問い合わせを送った。

ただ念のためにさっきそのウェディ男のアルバムを見たら新たな接吻スクショがあったから、キッズもプレイするこの世界でこーゆーのは早めにどうにかすべきなのではないかと僕は思う。

街中でおちおち買い物も出来ないなんさ、物騒にも程があるよな…。

…それに男は打たれて強くなれるけど、女性は繊細な生き物なんだから求めるならハラスメント禁物なのになー