ザイガスの冒険日誌

やっと、やっと職業クエストが全部終わって。
ネリムちゃんかわいいよ！
ネリムちゃん！ああ！ああ！君が待っててくれるなら、これからどんな理不尽な目に遭おうとも、私はここに帰ってくる。

職業クエストで私のことを待っててくれる人間ってネリムちゃんくらいじゃん。
後はよくわかんないけど、頑張ったのに「テメェのようなクソザコ悪魔は他に生きる世界がある」とか言われてクビになるパターンばっかりで。

いやぁあああーっっ！成果それなりあげると、企業の上層部にウザがられて理不尽な目に遭うってブラック企業の典型的な嫌がらせなわけで。

初めて一緒にやろう、待ってるから、なんて嬉しい事を言われた気がする。
私は…嬉しい！分裂した片割れは「ウズラがすげーズボラでコンシェルジュ業務、超楽だわwwふはは、頑張れな、片割れww」とかほざきやがるし。

なので、なぜかエンゼルスライムが被れないデスマスターをカンストした暁には代償なしでネリムちゃんの願いを叶えてやるぞ。

いつになるかは知らん。

で、やっとバージョン3に取り掛かったのだが、展開を全部知ってると無感情に事が進む。私は…探偵が最終目標であり、神とか敵だし知らんし、フウラちゃんは相変わらずかわいいわけだが、誰を燃やせばいいのか全部知ってる。

めんどくさいからとっとと燃やしたい。

…ここは、何も考えずに淡々と進めるべきだな。でないとイヤになるばかりだ。
私は待っててくれるネリムのために…あいつの元に帰る為に神だろうが魔王だろうが勇者だろうが、倒してみせるさ。

社畜の心を掴んだ者は強いんだぞ。
アストルティアは守る。ネリムが待つ地はクソザコ悪魔ザイガス様が契約なしで守る。
例えそれが、自分を生んだ世界が相手であろうとも。
会社を裏切る事になろうとも。


おわり