無慈悲にバージョン4を進めると言ったが、
やはり個人的好みにバッチリはまる物語はなんだかんだでイベントシーンを観て考えてしまいますね。
映画好きなら4.3と4.4は個別の物語として最高に面白いんじゃないかな。
どっちも暗いんですよね。戦争と母なる大地との離別。どっちもよく映画に使われるテーマ。
とくに4.3は暗殺、軍国主義、大量破壊兵器、戦争、強制労働、難民、資源、砂漠化、感覚が狂ってる国民。
他人事じゃないんだよね、全然他人事じゃないし。
なにより
ガテリアの悲劇を私達の国は知っているはず。
ここのラストは本当に切なくて、
老師が教え子と会えないことも知ってる。
みんなの頑張りの未来が帝国滅亡なのも知ってる。
大切なものをたくさん失ったし、たくさん奪ってしまったけれど、前を向いていこうとするドワさんたち。
メインでもそうだったけど、グっときてしまって。別れが死ぬほど惜しい。
前の話みたくキュルルが突然出てきて途中で冷めることもなく、8号というステキな相棒がいてくれるのもいいですね。
魔神兵達や8号のことを想うと泣いちゃいます。
ほんと、これぞ鳥山先生の世界でしかできない説得力な気がします。マシン愛、魂なき者の魂。
ありがとう!鳥山先生!
あ、でもわしは初期~中盤の冷たいキュルルすげー好きですよ。終盤いきなり感情的になって?でガッカリでした。
だってさ、
時間干渉する生命体に感情なんかあったら過去も未来もメチャクチャになりますよ。
実際メチャクチャになりましたからねwww
4.3は大人のドラクエですな。わしは大好きです。
ドワーフさん、魔神兵達、皆の魂に安らぎあれ。