この日誌はVer6.2のネタバレを含みます。
なので、まだのかたはVer6.2をクリアしてからのお目汚しを推奨します。
改行します。
と、流石にもう良いかな。
ヴィゴレーと並んで嫌われてそうなダフィアさんですが、私は敢えて彼女を擁護してみます。なおヴィゴレーの擁護は必死こいて今小説にしてるんでしばらくお待ちください。
先代巫女に唆されて悪妻となった彼女ですが、彼女自身幸せだったのかなと思うと、そこは疑問符が残ります。
そして先代巫女もまた、先々代巫女にああやって育てられたんでしょうね。
自分たち『巫女』がシステムとしてレンダーシアの歴史に影響し続ける為の部品。それがダフィアなんだと思います。
その為だけに育てられ、その為だけに生きた。そのことに疑問を持ったかどうかまでは分かりませんが。
きっと人間らしさなんて育ててもらえなかったし、そんなものは生まれてすぐに捨てさせられたのでしょう。
そして主人公の時代まで生き続ける、『不敗の勇者』と『その盟友』という概念を作り上げたのは、紛れもなく彼女たち巫女の功績なんです。
勇者と盟友は今もなおその血脈を綴っていますが、おそらく巫女という存在は現在に残っていないので、それはきっと、血の報いなのでしょう。
彼女たちのした罪は決して許されることではありません。
ですがどんな罪人にも罪人の理がある。
なので彼女たちもまた歴史の産んだ犠牲者なのかな、と思いました。