それは6月13日早朝のこと…
タケリン家では6月7日に掲載された
街角掲示板の進捗会議が行われていた…

「ロドちゃん!
今日で僕のネタの街角掲示板掲載は最終日!
そして、今日の掲載分までが僕のネタと被る
全42作品の最終日ともなるんだ!」
「そうですわね」
「そして今日の時点で、
僕のネタのイイね数は1084!
1000超えがトップ10のだいたいの目安だと思うし、
これはいったんじゃないかなトップ10♪
フハハハン」
「それでそんないい気になってマスクも元通りですか?」
「うん? いけないかい?」

「タケリン様。
まずここまでイイねを頂けたのは、
なぜだと思いますか?」
「僕の才能? フハハハン♪」
「違います!
お友達の皆様のご支援がまず第一です!
そして、沢山の方々が見てくださって、
タケリン様のネタに対する熱意に共感くださって、
イイねを頂けたからこそ、
今のイイね数があるのですよ?」

「う・・・ロドちゃん・・・」
「まったくもう!
まだトップ10に入った訳もないのに浮かれて!
まずは皆さんに感謝することが第一ですの!
私なんかに得意気に話すぐらいなら、
皆さんに感謝の手紙でも書いてたらいいですの!」

「ゴ、ゴメンよロドちゃん…。
僕が間違ってた…。
いい気になってて悪かったよ…」
「タケリン様なんか、
今日1日でみんなに抜かれてしまえばいいですの!
私、今日お出かけしたいところがあるから
早めに上がらせてもらいますね!」
(バタン!)
こうしてロドちゃんは怒って出て行ってしまいました…。
さすがに反省したタケリンでした。
今日1日謙虚に過ごそうと決めたのでした。