アスフェルド学園で部活と称して一部職人(さいほう・木工・武器・防具・道具)の練習ができるようになるようです。これを機会に職人を始める人が出てくるのでしょうか。
そんなわけでたまには職人の話でもしよう。
※さいほう職人に興味のない人には詰まらない記事です。。。
以下、「テーブル」というプログラム的用語が出てきますが、読んでいればすぐ理解できると思います。
長い記事なんで、☆部分だけ拾い読みしても結論はわかるよ!
すべての基礎となる出目テーブルは以下の通りです。
縫いパワー:ふつう(倍率1倍)、特技:なし(倍率1倍)
{12、13、14、15、16、17、18}(テーブルA)
要するにD7+11(7面ダイスを振った結果に+11)です。
さいほうで出てくる出目は、これに特定の倍率で掛け算をしたものです。
いろんな出目が出るようにも思えますが大元は7種類しかないわけやね。
うろ覚えですけど、木工や鍛冶も掛け算する倍率が違うだけであくまでD7+11のミニゲームだったと思う。
縫いパワー:最強(倍率2倍)、特技:なし(倍率1倍)
{24、26、28、30、32、34、36}(テーブルB)
縫いパワー:最強(倍率2倍)、特技:加減縫い(倍率0.5倍)
{12、14、14、16、16、18、18}(テーブルC)
あっれー?って疑問に思うよね。
「最強に加減だと、2倍と0.5倍の倍率だから、結局1倍ということでテーブルCとAは一致するんじゃないのか。テーブルCに奇数はどこへ行ったのか。」と。
縫いパワー:ふつう(倍率1倍)、特技:加減縫い(倍率0.5倍)
{6、7、7、8、8、9、9}(テーブルD)
端数0.5は切り上げられています。
「ハハーン、端数は計算から消えてるのか。つまり端数がないテーブルDを2倍するからCはAと一致せず、Cに奇数も出てこないわけだな」
まーそーなんですが、単純に端数は計算から消えてるよ、とも言えないから面倒な話になってる。
縫いパワー:弱い(倍率0.5倍)、特技:なし(倍率1倍)
{6、7、7、8、8、9、9}(テーブルE)
縫いパワー:弱い(倍率0.5倍)、特技:3倍縫い(倍率3倍)
{18、20、21、23、24、26、27}(テーブルF)
Fは3倍テーブルなのに3で割り切れない出目が出てきている!
つまりEはこっそり端数が以下のE'のようについていて、それを3倍し、端数は切り上げられている(ように見える)。
{6、6.5、7、7.5、8、8.5、9}(テーブルE')
Cでは端数を消した整数値を2倍し、Fでは端数を残した小数値を3倍しているように見えます。
<結局端数は消してるのか残ってるのか、どっちなんだよ!!>
と混乱したんで、出目テーブル一覧と一致するような計算プログラムをコリコリと書いて結論が出ました。
☆結論:縫いパワー「ふつう」の7テーブルがすべての計算の基礎となっている。この7テーブルに端数はない。
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特技:なし(倍率1倍)
{12、13、14、15、16、17、18}(テーブルA、再掲)
特技:加減(倍率0.5倍)
{6、7、7、8、8、9、9}(テーブルD、再掲)
特技:糸ほぐし(倍率-0.5倍)
{-6、-6、-7、-7、-8、-8、-9}(テーブルG)
特技:2倍縫い(倍率2倍)
{24、26、28、30、32、34、36}(テーブルH)
特技:3倍縫い(倍率3倍)
{24、26、28、30、32、34、36}(テーブルI)
特技:巻き込み縫い、の中央値(倍率1.5倍)
{18、20、21、23、24、26、27}(テーブルJ)
特技:巻き込み縫い、の周囲値(倍率0.75倍)
{9、10、11、12、12、13、14}(テーブルK)
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さて、みなさんそろそろ数値を見るのが嫌になってきたことでしょう(笑)。
ただ、結論として、
☆このA、D、G、H、I、J、Kの7テーブルを頭に叩き込めばいい
ということです。これに縫いパワー弱い(倍率0.5倍)、縫いパワー強い(倍率1.5倍)、縫いパワー最強(倍率2倍)の倍率をかけて端数を切り上げるだけ!
縫いパワー4種×特技7種で28テーブル(196出目)のテーブルを頭に入れるのはツライので、上の7テーブルを抑えましょう。
※細かいことを言うと、特技:しつけがけと光布タイプ(究明者シリーズと巨商シリーズのみの特質。鍛冶でいうところの倍会心)を考慮に入れると、さらに2×2で112テーブル784出目になるんですが、そんなに頻繁に使わないから必要に応じて調べておけばいいさ!(笑)