ワタクシは子供に目をつけられる事が多い。
今日だって皮膚科の待合室に置いてあった「王様ランキング」を読み耽っていたのだが、気付くと見知らぬょぅι"ょが面白いモノを見つけたとばかりにワタクシの顔を覗き上げている。
ああ、まただ。目を合わせようものなら質問攻めの嵐に晒されるに決まってる。大体初手は「コーディアスくんなんさい?」「どこようちえん?」コレだ。奴らにはこのイカツイ風貌の「中の人」が視えているのか。確かに中の人は同年代かも知れん。
しかし今日のょぅι"ょは違った。
「ぱぱー」
「パパじゃないよー」ああっ、反応してしまった。
「ぱぱー」膝をべしべし叩いてくる。
「ギャー」「ぎゃははは」ダメだ完全に奴のペースだ。
べしべしギャー。べしべしギャー。
ママはどこに行ったのかなー?
「ままおといれー」元気よく答えてくれた。
あっそう。長えよ。
そんなんやってるとょぅι"ょが診察室に呼ばれる。
「お父様もご一緒にどうぞ」
いや、あの、その。
忙しいんだからサッサと来い、とばかりにナースに睨まれるワタクシ。ちょっとぉ、いつの間にかママ居るじゃん何とか言ってよお。
ああ云う時ってママ「スミマセン」とか言うけど絶対「面倒くさいから遊ばしとけ」位に思ってるよね。ホント困るんですけど。
しかしいつも思うのだが、理髪店や病院でマンガを読んでても、呼ばれたら即中断じゃん?
アレ、会計終わった後でも良いからキリの良い所まで読ませてくれませんかね?
やっぱりサブスク系のやつに入った方が良いのかしら。入るならロバート秋山の♪レンタァ~かと思うがザナルカンド好きとしてはシーモアを無視する訳には行かない。なんであんな名前にしたんだシーモア。