夢は脳の遊びだとかデフラグだとか言われるが、たまにどこから持ってきたんだソレ、ちう夢を見る。
夢の話をしても他人にとっては一つも面白くない話なのも知ってます。今回は夢の覚え書きです。お付き合い下さい。
《私》はテレビでニュース番組を見ている。
佐渡に住む漁師親子が海上で大量のビデオテープが入った箱を見つけたので届けた所、いわゆる麻薬の瀬取り用のブツだったらしく入管だか税関だかに勾留されて不当な扱いを受けている、ちうニュース。
そのビデオテープのタイトルが表題である(何のビデオなんだ一体)。
モザイクとボイチェンの入った管理官?のインタビューが続く。
「こうやって上の隙間からタブレットを差し込んで中を見るんスよ、向こうの部屋の奴はね、まだコッチ来いとかコレは何だとか聞くと従順なんスけど、こっちの奴はダメっスね一切返事もしないんでムカつきますよ、メシは入れてやってっけど」
《私》は馬鹿正直に届けるとこう言う目に合うんだなあ怖いなあ、にしてもこの管理官の態度最悪やん、こんなんなの?ちう感想まで漏らす。勝手に。
(例のスリランカ人が死んでしまった話とか警察24時とかその辺にインスパイア(笑)されているらしい、警察24時なんて1回も見た事無いのに)
場面はそこで切り替わり、母親がハイエースを運転して、陸橋の手前でUターンしようとしてコスる。と、その陸橋のたもとで床屋をやっているインド人のオバちゃんがひよこ豆のカレーをご馳走してくれるが、食べてみたら骨の多い魚ばっかりで豆はどこなんだと困惑している《私》。
(ちなみに母親はハイエースを運転した事など一度も無い。インド人のオバちゃんも知らない)
…。
明晰夢の一種なのだろうが、こう云うディテールのハッキリした夢を見た後って、すっごい頭が冴えてるんだよね。今こうやって書き留めて居てもビデオのタイトルまで事細かに思い出せる。
ちなみにワタクシの夢、100%総天然色です。モノクロなんて見たことない。
以前はカラーの夢を見る人は変人なんて言われてたけど、どうやらカラーテレビが普及するにつれ夢のカラー率も上がってきているらしい。
…って、ワタクシそんな過渡期の世代では無いんですが。