前回までのあらすじ:押しつけがましいハロウィンの姫に恩着せがましい妖精女王、(エルフの姫はなにしにきた)と早く縁を切りたい毛玉ちゃんの明日はどっちだ?
ただいまー!おかあさーん、おとうさーん!
元に戻れた喜びと、両親にやっと会えるうれしさで家に駆け込みます。
「あらおかえり~、遅かったのねぇ心配したわよ?」
「ああ、こっちで一緒にお茶でも飲もう。早く来なさい」
はーい!おとうさんおかあさんっ。リビングにいるのー?
あ、あ、あ、お…とうさん?おかあ…さん?
「「おとうさんとおかあさんだよ」」
元に戻ったはずの姿もまた妖精に逆戻り。毛玉の両親とは思えない姿の父と母におびえる毛玉ちゃんは、目の前が真っ暗になっていくのでした。
くすくすくす、取り換えっ子大成功ね☆
”はっぴぃーーーーーーはーーーーーーろうぃーーーーーーーーーーん”
おしまい