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未来への導き手

あゆっちょ

[あゆっちょ]

キャラID
: QT926-689
種 族
: ウェディ
性 別
: 女
職 業
: 旅芸人
レベル
: 130

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写真コンテスト

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あゆっちょの冒険日誌

2014-09-19 11:54:42.0 2014-09-19 13:35:30.0テーマ:その他

夢追いし旅人の称号を得た!

ついにプレイ時間が1000時間に…!

ちょっとだけ、思い出話。

「なんか変なゲームもらった」
小学生の時、A君という男の子が叔父さんから貰ったという一本のファミコンカセット。
それがドラゴンクエストだった。
生まれて初めてプレイするRPG。
最初は訳もわからず、ほんとに「変なゲーム」だと思った。
今思えば、「説明書を紛失していた」のがかなり痛いw
でも毎日少しずつ少しずつ二人で進めていって、ローラ姫を救い出す頃には、二人ともすっかりドラクエの虜になっていた。

竜王を倒して、その足で初めて子供だけでバスに乗って隣町に出かけた。
ドラクエ2を買うために。
ラゴスが見つからなくて一週間世界中をさまよったり、ロンダルキアで何度も何度も全滅したり。

うちは「目が悪くなる」「成績が落ちる」なんていう、母のもっともらしいネガキャンにより、絶対にファミコンを買ってもらえなかった。
(たぶん本当の理由はそんなことではなく、「いきなりやってきた意味不明な新しい娯楽」に子供がのめり込んでいくのが怖かったのだろう)

だから、ドラクエをプレイするのは放課後、習い事に行く前の1時間と、土曜日の午後、A君の家でだけ。
ドラクエ2をクリアするのに1年くらいかかったかもしれない。

きっとA君は、もっともっと一人で冒険したかったと思う。
ハーゴンの神殿を目の前にして「続きはまた来週」なんて、そんなむごい話はない。
でも、A君は絶対に一人ではプレイしなかった。
どんなに日にちがあいても、必ず待っていてくれた。

何度も母親に「ファミコンが欲しい」と訴えた。
「テストで100点取ったらね」
「クラスで一番になったらね」
「毎日お手伝いしたらね」
たくさん勉強して一番にもなったし、毎日お手伝いも続けたけれど、全ての約束は守られることなく、ドラクエ3が発売された。

やっぱりA君と二人でゆっくりゆっくりプレイした。
何カ月もかかってバラモスを倒して。
アレフガルドに着いて「あの音楽」が流れ、ラダトームと竜王の城を見つけた時、二人でしばらく顔を見合わせた後に「…うわーーー!!」と叫んだ。
二人とも、ちょっと震えていたかもしれない。
ゾーマを倒して、エンディング画面の「そして でんせつが はじまった・・・!」を何も言わずに見つめている二人は、まぎれもなくロトの勇者だった。

あれから何年もたって、A君は大人になって、結婚して、パパになっている。
子供が大きくなったら「パパは昔ロトの勇者だったんだ」とでも伝えるのだろうかw

あゆっちょは、「いっぱい勉強して遠くの大学に入って一人暮らしすれば、母親に邪魔されずにドラクエができる」と、必死に受験勉強した。
「ドラクエの仕組みを知りたい」と、情報工学部に入った。
初めての一人暮らし、一番最初に電源を入れた家電は、冷蔵庫でも洗濯機でもなく、スーパーファミコンだった。

いま、さらに大人になったあゆっちょは、やっぱり毎日ドラクエをやっている。
誰にも邪魔されないどころか、一緒に笑ってプレイできる仲間たちまでできた。

いまのあゆっちょをA君が見たらなんて言うかな。
「まだそんなバカなことやってんのかw」って呆れるかな。
「よかったな!」って笑うかな。



うん、なんだろう。


ありがとう、ドラゴンクエスト。


すばらしきかな、我が人生。
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